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雪が降る
蒸し暑い日に、蜂蜜を溶かした。 グラスに湯を注いで、りんご酢を少し。 そしてスプーンいっぱいの蜂蜜を。 蜜に浮いた粒子が溶け残り、スプーンでかき回せばまるで雪のようにはらはらと、金色の液体に踊った。 夏の暑さに、湯の熱さ、その中ではらはら舞い踊る蜜の雪を、飽きることなく見つめていた。
雪が降る ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 957.4
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 1
作成日時 2020-07-24
コメント日時 2020-07-24
項目 | 全期間(2024/12/31現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 1 | 1 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 1 | 1 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
墨野みどりさん、こんにちは。 はちみつ体に良いらしいですね。ぼくも紅茶に入れて飲んでます。 最近チューブじゃなくてビンのやつを買ってしまって、 スプーンで掬ったあと蜂蜜が垂れてしまうから なかなかマグカップに入れられないんですよね。 あれを見てる時のぼくの真顔、本気で不細工なんだろうな、とか思います。 さて、作中の主人公も >飽きることなく見つめていた。 とあるのですが、 どんな気持ちなのかな、と思いながら読んでいました。 風邪をひいてしまってぼんやりしながら見ているのか、 彼氏からの連絡をウキウキしながら待っているのか、 それとも仕事でイライラしたことがあって気持ちを静めるために見ているのか、 夏の暑さに冬の要素を入れるという描写に あと少し、なにか心情的な何かを感じられるワンフレーズがあったら さらにこの詩が広がりそうだな、なんて思いました。
1静かな、美しい掌篇映画?のようですね。無理に長くしたり、より具体的にしたりする必要はないと思います。私の感覚としては、暑さ、熱さと冷たい雪とのコントラストは弱く感じられました。暑さ、熱さ、それに金色、飽きることなく見つめていたという静かな感じ、こういうものから十分な抒情を受け取りました。
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