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不信と夏
「し」には 打ち上げられたものしか ないのだ 破裂した溺死体は、 表情だけ安らかに 破裂前の花火玉は 明け方に見た夢の速度で 上昇するだろうから あの少年は不意に 虚空を睨めつけるようなことがある 打ち付けた言葉が温度に発散して 意味が霧散するままに ノイズは揺らぎながら甘く溶ける
不信と夏 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1532.3
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 3
作成日時 2020-07-17
コメント日時 2020-07-19
項目 | 全期間(2024/12/31現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 3 | 3 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 3 | 3 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
コメントありがとうございます。詩の恐ろしさへの疑い、という意味が読み取れるとのことで、参考になりました。 私は本当は作品を(作者が)解説することはあまり良くないことだと思うのですが、私の意図としては例えば私たちが知っている死の姿、のようなものは表情だけ安らかな溺死体のようなものだと思うのです。でも本当は、おぼれ死んだ人というのは水中でものすごい苦痛を味わいますよね。溺死した本人にとっても、死んだ後のことはわからないので、溺死している最中しか自分の死を認識できないのです。だから溺死体は本人は死んでいてもそれを認識できない、死を見る生きている人も、死んでいないから、死を認識できるわけではない。わたし達は死を認識できないと思います。僕は死はずっと怖いです。
0↑すみません詩ではなくて死でした。
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