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声を出せ
小銃よ 大砲よ 対戦車ミサイルよ 声を出せ 響かせ轟かせ 天地を揺らせ 食いしばり 口を閉じる 兵士と人々の代わりに 歌を唄え 静まり視線を残し 戦い 耐える 人間たち その叫びとして 音にならなければよい音だ でも音が 世界を満たす時がある 破棄する音 破壊される音 消えていく音 爆発音 いつか誰かに届け 声として 小銃よ 大砲よ 対戦車ミサイルよ 狙撃銃よ 機関銃よ 地雷よ 爆弾よ 無ければ良い音 でも現れるのなら せめて 声を出せ
声を出せ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 934.0
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2017-08-07
コメント日時 2017-08-15
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
シュルレアリストの絵画で(誰の作品だったか、忘れましたが)ピストルから芽が出て、蔓のようなものが緩やかにからまり、そこに蝶が止まっている絵を見たことがありました。 砲声ではなく、歌声を聴きたい。銃声ではなく、声を聞きたい。 それは、暴力ではなく対話を望む、万人の想いかもしれません。 強い言葉と短文を連ねて作りだす力強さが印象に残りました。 若干、表層的というのか・・・メッセージ性に偏り過ぎているような気がします。
0花緒さん、こんにちは。 投稿した後、まだ書きようがあったような気がしたのが本音だったりします。 もう少し考えてから投稿すべきだったようです。 自衛隊時代に、対戦車ミサイル扱ってまして。 物凄い音が鳴るんです。 あの音が満ちた状態とは、どんな地獄なのか。 そんな事がもしあったのなら、せめて後の人が感じ取って欲しいなと。 まりもさん、こんにちは。 ダリが描いてそうな絵ですね、それは。 それはさておき、小銃(よく訓練で持ち歩いてました)や対戦車ミサイル(思い出深いです)に対する変な愛着が出てしまったでしょうか。 もう少し書きようがあった気がしてきます。 ただ考えてみれば終戦の月なんですよね。 今、何か感じ取れるでしょうか?
0声が持つ力はあなどれないものがあると思います。発せられた一つの声により力関係をも無化させてしまう、そうしたことも現にありますし。作品はやはりタイトといいますか、引き締まった感じでぐっときます。真正面から向かい合うあの天安門事件での戦車の前に立ちはだかった人の姿を私などは想起したり。或いはバンクシーなんかのグラフティーの作品群として描かれてあってもおかしくないような。あるようでなかなか見ない詩作品なのかなと。そんなことも思いましたが。21世紀。兵器類も手を変え品を変えと様々に変化進化する一方、武器商人もフェアも地雷やカラシニコフなども存在をしと。なんとかならないかと思いますが。 本作品はそうした存在のあり方を言葉の力、命令形でもってまっすぐ声を発し現実を変えるべく対峙したエモコア的な魅力があるなあと、そんなことを思いました。ただ、間近で兵器による爆音を聞くといった体験がありませんのであれなんですが。
0追記します。 武器兵器類の存在を否定している、したいと。そうしたものではおそらくないんでしょうね。 音にならなければ良い音だ この一文に初読の際、意味が読み取り難く、引っ掛かりを感じました。
0湯煙さん、こんにちは。 詩はシンプルなものがいいと個人的に思っているので、このようなスタイルです。 武器は使うべきでは無いが使わざる得ない時がある、という立場です。 存在は否定できないのです。積極的な肯定もしませんが。 それでも使わざる得ない時、せめて後の人は何か感じて欲しいなと。 (感じる事が単純な否定ではなければなと思いますが) 「音にならなければよい音だ」 わかりずらい文章でしたかね? 反省点です。 余談ですが、駐屯地記念日に自衛隊駐屯地に行けば、武器装備の訓練展示があり、使われている様子を見る事が出来ます。
0こんばんは。 兵器には声なき声があるでしょうね。輸送兵器がなければ、災害対応がたいへんでしょう。輸送兵器は、武器を運ぶために編成されたのことも、元マニアの弟から聞いたことがあります。僕はこの詩がすきです。
0竜野欠伸さん、こんにちは。 兵器の声なき声、それは人の声なき声のような気がします。 確かに輸送兵器がなければ、救難救急、災害支援は物凄く大変ですね。 悪条件にあそこまで対応しているものはないですし。 どちらかと言えば頭にあったのは破壊兵器でしたが、輸送兵器もある程度同じですね。 そしてこの詩を気に入っていただけるとは。幸いです。
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