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こぬかえる まつかえる きくわたし
かえるるるるる かえるるるるる おうちのそとでかえるはなきます かえるるるるる かえるるるるる ここにいるよ ここにいるよ かえるるるるる かえるるるるる わすれないで わすれないで かえるるるるる かえるるるるる やまのかえるたちがよびかけています かえるるるるる かえるるるるる たんぼのかえるによびかけています かえるるるるる かえるるるるる ことしはいつくるの ぼくたちはまってるよ たえまなくなくかえるのこえはよるもつづきます いつくるの いつくるの さびしいよ ぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ ぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ にんげんはわかりません かえるのおとがわかりません ぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ ぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ ざつおんまみれのひとのみみでは かえるのこえはきこえません かえるるるるる ぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ かえるるるるる ぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ どちらのおとがするかしら
こぬかえる まつかえる きくわたし ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1147.3
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2020-06-12
コメント日時 2020-06-15
項目 | 全期間(2024/12/04現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
面白い、と言いたいところでしたが、どうも引っかかってしまう詩でした。(もし間違っていたら申し訳ないのですが、)誌の内容としては、カエル本来の音が「かえるるるるる」で、それを人間が聞く時「ぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ」と聞く、「あなたはどちらの音を聞きますか?」という読者への問いかけだと私は思ったのですが、この「かえるるるるる」という音自体にすでに人間的な視点が多分に入っていて(つまり「かえる」という人間がなずけた名前から連想された擬音語)、それが果たして現代に提示する詩としてありなのかなしなのか、と思ったところです。もちろん、人間的な感性を完全に剥奪することはできないと思いますので、ある種の昔あった「かえる」とのつながりを表す(このような意味で擬音語の意味があっていましたら)という点では「かえるるるるる」でもまったく問題はないのですが、、、非常に抽象的な表現になってしまいますが、人間の世俗性を「かえる」に押しつけていると私は感じてしまった、ということでしょうか。(世俗性自体を押しつけるのは全く問題がないと私は思うのですが、どこか悪い形で押しつけていると思ったのかもしれません。)長くなってしまいましたが、それでも擬音語を使った詩の面白さ新鮮さを感じさせてもらえる詩であり、そしてまたいろいろな事を考えさせてくれる詩でした。ありがとうございます。
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