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ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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叫ぶことも 怒ることも叶わず 朽ち果てた悲しみは 涙となり 頬を伝うだけ 独白は それを生気せしめ 言葉は それを反芻し 文章は その苦しみを切断する きっとそうやって 文学は生まれてきたのだろう 哀しみ果てたところに 悲しみを求める 孤独を愛するあなたの中で 私は蘇生し 再び涙は流れる


REVIVAL ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 4
P V 数 : 1366.9
お気に入り数: 1
投票数   : 0
ポイント数 : 4

作成日時 2020-06-10
コメント日時 2020-06-14
#現代詩
項目全期間(2025/04/11現在)投稿後10日間
叙情性11
前衛性00
可読性11
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成22
総合ポイント44
 平均値  中央値 
叙情性11
前衛性00
可読性11
 エンタメ00
技巧00
音韻00
構成22
総合44
閲覧指数:1366.9
2025/04/11 09時17分21秒現在
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    作品に書かれた推薦文

REVIVAL コメントセクション

コメント数(4)
湯煙
作品へ
(2020-06-10)

>きっとそうやって 文学は生まれてきたのだろう この一文が印象に残りました。

1
三文字(マグネット/なろう)
作品へ
(2020-06-11)

湯煙さん この詩は今年の1月ごろに初めて考えた詩なんですが、その時はあまり気に入らなかったため、あえてここへの投稿はしていませんでした。かといって折角作ったのに消してしまうのももったいない気がして暫く放置していました。 でも久しぶりにその詩のことを思い出して、そういえばあんな詩があったな、と思って、「文学の成り立ち」をあの詩でどんな風に書いたか思い出そうとしたんですが、きれいさっぱり忘れていました。 それで却って気になったのでその詩を探してきて久しぶりに見たら、「それほど悪くないな」と思って、でもどうせだったらと、少し手直しをしてから投稿しました。 いざ手直しをしようとすると、色んな部分に違和感が出てきて、題名まで変更してしまう始末。題名も「REVIVAL」にする前は「文学の生まれるところ」としていたので、私も湯煙さんが引用したのと同じ行が自分の中で一番印象的だと思っていたのだと思います。 しかしこの行も、自分の中でくどいと思った言い回しを削ったり、逆に必要だと思ったものをつけ足したりして、この詩を推敲する最後の最後になって、「きっとそうやって 文学は生まれてきたのだろう」に辿り着いたものです。 文章を書いていると、「最初の文章が一番良かった」という感想をもらって拍子抜けしたことが前にあったので、どこまで文章を推敲するかについては迷うことが多いです。

0
羽田恭
作品へ
(2020-06-14)

即興で返詩を。 言葉よ 語り得ぬ想いを載せて この空の下 放たれろ 絶叫の声よ 轟け もはや言語にもならぬ 叫びは 誰に届ける訳でもなく 虚空へ投げつける 体の穴穴から 血が迸る 獣以下の怒声を 喉の奥底より 噴出した 天に響き 体は果てた 心は鎮まってしまった 旅立った あなたよ もう会えぬ 私は また歩き出す

1
三文字(マグネット/なろう)
羽田恭さんへ
(2020-06-14)

羽田恭さん 深淵を 覗いて進む 古書の中 返詩ありがとうございます。 気の利いた返しは思いつかないですが、とりあえず一行だけ。

0

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