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鳶に油揚
鳶に油揚 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 2311.9
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 33
作成日時 2020-06-09
コメント日時 2020-06-24
項目 | 全期間(2024/12/04現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 4 | 3 |
前衛性 | 2 | 1 |
可読性 | 3 | 2 |
エンタメ | 6 | 4 |
技巧 | 6 | 3 |
音韻 | 6 | 5 |
構成 | 6 | 4 |
総合ポイント | 33 | 22 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 1.3 | 1 |
前衛性 | 0.7 | 1 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 2 | 2 |
技巧 | 2 | 2 |
音韻 | 2 | 1 |
構成 | 2 | 2 |
総合 | 11 | 11 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
即興ゴルコンダ(仮)2020.5.16投稿 お題「鳶に油揚」は私が出しました。ことわざ「鳶に油揚をさらわれる」より。 〈鳶に油揚さらわれて〉に“皿割れて”を見つけたので、いちまい足りないうらめしや〜の四谷怪談から“階段”状に行を整えてゆくとあら不思議。ひっくり返すと王冠(コロナウイルスのコロナはラテン語で王冠の意)! 【遅ればせご挨拶】 この度、僭越ながらB-REVIEW6月の選考委員を務めることになりました。こうだたけみって誰だよ?という方々へ自己紹介代わりにこちらの詩を。ご覧の通り、言葉遊びや視覚効果を好んで用いる人間です。こうだの個人賞狙いならどんな詩を投稿するとよいかおわかりですね? ※冗談です 他の選考委員はきちんとした方ばかり(ここ大事!)ですが、いろんな人がいたほうが選考が盛り上がりますよという運営さんのご厚意に甘えて、一匹批評もろくにできないおかしなやつが紛れ込んでいますというご報告でした。 感染症も収まらないし天気もぐずついたり暑かったりゆううつなことの多い毎日ですが、詩を書いて読んでコメントもして、一緒に発散しましょう。できればたのしく! ちなみに、すでに二作品投稿している方も二十作品にコメントをつけると三作品目が投稿できるらしいです。なぜかガイドラインには書いてないみたいだけど?? どうぞよろしくお願いします! 追伸 こうだは朗読するのが好きなので、個人賞に選んだ作品を朗読したいと言い出す恐れがあります。※事前に許可を取って、たぶん音声だけをSoundCloudへ上げます 自作を誰かに朗読してもらいたいと思っている方も投稿してみるとよいかも、です。いろんなタイプの作品が読めるといいなと思っております。
0武田地球さんへ 拙作をご覧くださりありがとうございます。 そのうえ! 私の一人お祭り騒ぎをおもしろがっていただけてうれしいです! やったー! 選考委員のお誘いをいただいた時、私は批評なんてとてもできないからお断りしようと思ったのです。そしたら対応してくださった帆場さんが「寧ろ色々なタイプの方に選考に入っていただく方がいい結果を招くと感じています」と言ってくださって。じゃあ私には何ができるかなと考えた時に、これは“お祭りわっしょい”だろうと。笑 そんなわけで、6月はビーレビ盛り上げ隊の下っ端としてがんばります。 地球さんも、一緒にあそんでいただけるとうれしいです! よろしくお願いします。
0アニメと朗読のトーンが詩と合っていて、いいなと思いました。 面白かったです。 連想が楽しいですね。ありがとうございます。
1多宇加世さんへ こちらへもコメントくださりありがとうございます。なんだか無理矢理書かせたみたいで申し訳ないです。 詩として文字に起こしただけでは伝わりきらないものをどうやったら伝えられるかなと考えて、なぜか今はアニメーション作りに躍起になっております。トーンが揃っている感じがするのは全部一人で作っているからかもしれません。それはある意味では平面的です。 私の密かな野望は、いろんな方を巻き込んで作品作りをすることだったりします(初めてはっきり言ってしまった)。私一人で考えたおもしろいことというのは、これまで見たり聞いたりしたものの切り貼りでしかないし、私が知らないだけでどこかで誰かが先に作っているかもしれないし、けっして0から1を生み出しているわけではない。本当は、たいしたことないと心のどこかで思っているので。 物事は、いろんな要素が組み合わさったときに立体的になり、おもしろくなると思うのです。というよりも、組み合わさることで変化したその瞬間が、おもしろいのです。
0コロナは王冠の意味でしたか。初めて知りました。へぇ〜…なるほどと。私はまたてっきり詩や詩的直感かなにかの喩えとの関係性からかとも思いましたが。テキストが逆さの王冠の形になっているのはそうした理由なんですね。 まさに鳶に油揚げとなりましたが。それでもうらめしやの春からマンゴーなソーシャサマー、また桜の森へ想いをこめてという。初めと終わりとが塞がれた口から挨拶を交わしあう口へ変化するのもよく考えられているなあと思います。
1正しくは、ソーシャルサマー でしたね。 脱字がありました。失礼しました。
0湯煙さんへ コメントありがとうございます。 > 私はまたてっきり詩や詩的直感かなにかの喩えとの関係性からかとも思いましたが。 そういう発想はまったくなかったので、王冠ってそんな捉え方もあるのか!と驚きつつもよろこんでおります。 詩的直感ということは、もしかしたら湯煙さんは詩が降ってくるタイプの詩人さんなのでしょうか。私は降ってくるのを待っていたら待ったまま10年も無駄にしてしまった凡人なので、この頃は自ら迎えに行くつもりで書いています。 早くコロナ渦が収まるといいですね。私はマスクせずに劇場で大笑いがしたいです。それには元気に今を乗り越えなければ! 湯煙さんもどうぞご自愛ください。
1あ、私も誤字を。コロナ禍です。
2これすごいですね! まず一番最初に言い、と思ったのは、 >開いた口が塞がらない >鳶に油揚さらわれて からどんどん文字数が少なくなっていくのが、本当に目線をあげていく感覚があって、 鳶に油揚げをさらわれた気持ちになったことですね。 それから朗読としてもとても楽しかったです。 最初に文字だけ読んだときはさっと過ぎてしまった「ワ・とか絆とか・おひとり・サマーには」この辺りは動画を拝見してぎくりとしました。 こちらのコメントを見るまではコロナ=王冠には気づかなかったんですが、気づいてしまうと色々と面白くて味わい深い詩でした。
0楽子さんへ コメントありがとうございます。たのしんでいただけたようでうれしいです。 私は一つの言葉にいくつも意味を持たせることが好きです。いつか、正反対の二つの意味で読める詩が書けたらいいなと思っています。上から読む時と下から読む時で意味が変わる文章は読んだことがあるけれど、私ならどういう仕掛けを作れるかしら。 私の思う“たのしい”は頭の中にあるだけでは誰にも伝わらないので、どうしたら可視化できるかなと試行錯誤中です。そんな試行錯誤にお付き合いいただきありがとうございます。
0ABさんへ コメントありがとうございます。少しうなっていただけましたか! うれしいです。 「よつやかいだん」も「ワ」もテキストだけでは伝わりづらいだろうなと思っていたので、無事に伝わったようでホッとしました。 「鳶に油揚」は、選考委員になるにあたってのご挨拶として作業期間五日程度の突貫で作りました。説明的なものって作りやすいんだな〜と思いました。笑
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