20200519° - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。

硬派な作品

萩原朔太郎や中原中也のエッセンスを感じます。

千治

体験記『呆気ない宣告』

それはあなたの現実かもしれない。

大概のことは呆気なくドラマティックではない。そうした現実の丁寧な模写が作品に厚みを増している。

ほば

世界は自由だ━不死━

わかるということ

あなたにとっては何が、その理解が起きるピースになるだろうか?

ほば

ふたつの鐘がなるころは

鐘は明くる日に鳴る! いつでもそうだ!

運営在任中に出会った多くの作品の中のベスト。決して忘れない。

yasu.na

良い

シンプルに好き

あっす

パパの日曜日

パパの日曜日

いい

明林

終着点

生きる、その先に死地はない!

美しくさわやか、そして深い意味が込められたシーン、均衡の取れた心情と思想、強い意志で最終連へと迫る引き締まった展開、我が胸にこの詩文を抱いて!

yasu.na

九月の終わりを生きる

呼び覚ます声

夏の名残の暑さが去ろうとする頃、九月の終わりになると必ずこの作品のことを思い出す。

afterglow

こっちにおいで

たれかある

たそがれに たれかある さくらのかおりがする

るる

詩人の生きざま

言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

喘息の少年の世界

酔おう。この言葉に。

正直意味は判然としない。 だが、じんわりあぶり出される情景は、良い! 言葉に酔おう!

羽田恭

誰かがドアをノックしたから

久しぶりにビーレビ来たんだけどさ

この作品、私はとても良いと思うんだけど、まさかの無反応で勿体ない。文にスピードとパワーがある。押してくる感じが良いね。そしてコミカル。面白いってそうそう出来ないじゃん。この画面見てるおまえとか、そこんとこ足りないから読んどけ。

カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

これ大好き♡

読み込むと味が出ます。素晴らしいと思います。

きょこち(久遠恭子)

輝き

海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

憧れ

こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

永訣の詩

あなたが出発していく 光あれ

羽田恭

あなたには「十月」が足りていますか?

もし、あなたが「今年は、十月が足りてない」と お感じでしたら、それは『十月の質』が原因です。 詩の中に身を置くことで『短時間で十分な十月』を得ることができます。この十月の主成分は、百パーセント自然由

るる

だれのせいですか

どんな身体でも

どんな自分であっても愛してくれるか、抱きしめてくれるか、生きてくれるか SNSできらきらした自分だけを見せてそんな見た目や上辺で物事を判断しやすいこんな世の中だからこそ響くものがありました。例えばの例も斬新でとても魅力的です。

sorano

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

ずっと待っていた

渇いた心を満たす雨に満たされていく

afterglow



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20200519°    

霧のなか に、犬が雨に揺れるよ。 雲の狭間のかすかな陽射し が、風に霞むよ。 昨日見た犬は遠い昔の話だよ。 モニター越しの猫、でさえ。 軽い気持ちで戸口を叩いた、 あの日の午後でさえ、 今では、 音声の霞んだ、ノイズだらけの写真のようで、 霧のなかの、 映像もけむるよ。 猫の鳴き声にさえ、 今では酔うよ。 鳥の鳴き声は、 聴こえない、 朝はもう、遠いのかもしれない。 気の触れる前に、 このモニターから離れるべきなのかもしれない。 紙マッチもなく、煙草もない。 目の前の光景を、 煙でかき消す事さえ叶わない。


20200519° ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 9
P V 数 : 1845.8
お気に入り数: 1
投票数   : 0
ポイント数 : 6

作成日時 2020-05-19
コメント日時 2020-05-20
#画像 #ビーレビ杯不参加
項目全期間(2024/11/21現在)投稿後10日間
叙情性33
前衛性00
可読性22
エンタメ11
技巧00
音韻00
構成00
総合ポイント66
 平均値  中央値 
叙情性11
前衛性00
可読性0.71
 エンタメ0.30
技巧00
音韻00
構成00
総合22
閲覧指数:1845.8
2024/11/21 20時29分00秒現在
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    作品に書かれた推薦文

20200519° コメントセクション

コメント数(9)
羽田恭
作品へ
(2020-05-19)

よい作品だと感じました。 感覚、記憶、目の前の情景が何かの拍子に薄霧にかかってしまった。 その経験は少なからずあるものだと思いますが、それを上手く捕らえて詩にしています。

1
杜 琴乃
作品へ
(2020-05-19)

作品の雰囲気やモチーフがとても好きです。 投稿日は2020年5月19日。今朝の様子を描いたのでしょうか。私の住んでいるところも朝から雨が降っています。 起き抜けのぼんやりとした状態なのか、はたまた眠れずにむかえた朝なのか……いずれにしても雨や霧、ノイズ、けむる、といった言葉から気怠い朝であることが感じられます。 煙草はもともとも吸わないのか、それとも何かしらの事情で買えないのか、最終行のやるせなさも、良いですね。 気になったのは、 〜〜さえ という表現の多用です。 > 軽い気持ちで戸口を叩いた、 >あの日の午後でさえ、 などはとても詩情豊かで素敵だと思うので、前後で「〜〜さえ」がたくさんあると埋もれてしまってもったいなく感じます。 意図的であったのでしたら大変失礼になりますが、そうでない場合はそういった点もこだわるともっともっと素敵になると思います。

1
ryinx
羽田恭さんへ
(2020-05-19)

ありがとうございます。 人はなにかの瞬間に、 感覚がぼやけたり、あえて麻痺させたりする事があるかもしれません。 けれど意識的に考えれば考えるほど、なにか迷路のような場所に引き込まれてしま場合が時としてあるような気がするのです。詩というからにはそういった感覚を含めてこそなのかもしれません。

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ryinx
杜 琴乃さんへ
(2020-05-19)

さえ、の多用のみならず、 戸口のくだりさえ無自覚でしたが、 そういった点まで丁寧に指摘して下さり、 ありがとうございます。 全く寝むれてない朝方に書いた文章を ここまで丁寧に読んでくださり、逆に申し訳のない感覚ですが、 また、是非、今後の参考にさせて頂きたく思います。 ありがとうございます。

0
多宇加世
作品へ
(2020-05-20)

好きです。素敵でした。 のっけから惹き込まれました。

1
ryinx
多宇加世さんへ
(2020-05-20)

ありがとうございます。 大変に恐縮です、 最近眠れない日が続いて朝方に 不意に思いたってカタカタと キーボードを回していたような文章です。 頭がほとんど働いていなかったので コメントへの返信含め、 お恥ずかしい限りです。 多宇加世の作品も是非拝見させてください。

1
ryinx
多宇加世さんへ
(2020-05-20)

返信に敬称が欠けていました。たびたび申し訳ありません..

1
藤 一紀
作品へ
(2020-05-20)

馴染んできた世界が変貌してしまったことに対する受け容れがたさが感覚知覚の変化を通して描かれていると思います。ただ、語り手が失意に落ち込んでいくありようを示すものであれ、「ない」の繰り返しは、前半の「よ」で結ばれる〈語りかけ〉との差が急過ぎて、読みの自然な流れが途切れるように感じました。

2
ryinx
藤 一紀さんへ
(2020-05-20)

コメントありがとうございます。 実は xxよ、のような言い回し、 は普段使う事がありません。 自分で今、読んでみても、何か じれったいような違和感を感じます。 僕は何かを意図的に表現出来る人間だとは思えないのですが、 確かに前半部分の xxよ、から 後半部分の ないが語尾につく部分、 今確認してみると、たしかに ないで終わるフレーズが続いていました.. けれども、- 馴染んできた世界が変貌してしまったことに対する受け容れがたさが感覚知覚の変化 - という感覚はたしかにあって、何気なく書いたつもりの文章に、.....ことばって不思議ですね。

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