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エリカと三回程SEXした
青山通りで星のない夜に 空を見上げる走るエリカ 俺は言った「大丈夫か?」 「私はこの生き方しか知らないの」と 肩を濡らして 背中に爪を立てた 明日が見えない エリカ エリカ 踏まれた花に向けられるカメラ 籠の中で傷ついたアゲハ 注目はいらない 連れて行く町は 柏 マットレスの上 正義もクソもない 説明はいらない 俺の名前だけ叫べばいい サンローランの黒いハイヒール、ゴルチエの赤いドレスにセリーヌの心臓二個分くらいのレザーバックを身に付けてるエリカは俺の目を見ながら他の男とキスしてるんだ。だからカウンタにいる彼女を男から引き剥がし腕をとってクラブの休憩所に連れていきキメセクをすることにした。水の中で広がる波紋のようなリズムに合わせようとするが狂った俺たちは別の音楽を奏でて、二つの惑星が揺れるたびにテンポを上げていった。赤くなった俺たちは青い照明が光ってる箱の中で紫の血の宇宙人みたいに浮いていた。 宇宙船でバルセロナ 警察とかくれんぼだ それからイビサに 肌はカシミアみたいだ 2020SSプラダ ナイロンスカートは床に 使わないオブラート 17 福沢諭吉 メルセデスの中でする カーセックス メディアからエスケープ 2人とも和洋折衷 人生は映画 車で動く陰影 熱愛進行中 人の熱と欲望がこもった部屋で ダイヤとの見分けすらつかないグラスと氷 ブランデーに写る自分が歪んで分裂してる 俺はカラスだが君のこと 好きだったかもしれない 広くなった部屋 君の形を忘れた白い枕 雲を見ながら走る今 なぜ 君は夜空を見上げている?
エリカと三回程SEXした ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1250.8
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 4
作成日時 2020-05-10
コメント日時 2020-05-15
項目 | 全期間(2024/12/04現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 1 | 1 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 1 | 1 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 4 | 4 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 1 | 1 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 1 | 1 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 4 | 4 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
セックスそして悲しみのポエム的描写 男のひとよりもなんか女のひとのほうへの観察が鋭い気がした 3回といいつつ2回しか描写がないので3回目は書かないというなかなかテクい構成 空白を作っておいたほうが想像が膨らむし 最後の連にスムーズにつながる 固有名詞が多いのもこのプラスチックワールドを表現するためによきか
1コメントありがとうございます。 そうなんですよ。最初のやつはだだの願望なんです。空白の方は、かなり意識して使ってます。固有名詞の方はもちろん冷たい質感の表現にも使っていますが、人物の視覚化をより明確にする為にも使っています。いろいろと気づいてくれて嬉しいです。とても励みになります。
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