2020年4月26日1:09 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。

硬派な作品

萩原朔太郎や中原中也のエッセンスを感じます。

千治

体験記『呆気ない宣告』

それはあなたの現実かもしれない。

大概のことは呆気なくドラマティックではない。そうした現実の丁寧な模写が作品に厚みを増している。

ほば

世界は自由だ━不死━

わかるということ

あなたにとっては何が、その理解が起きるピースになるだろうか?

ほば

ふたつの鐘がなるころは

鐘は明くる日に鳴る! いつでもそうだ!

運営在任中に出会った多くの作品の中のベスト。決して忘れない。

yasu.na

良い

シンプルに好き

あっす

パパの日曜日

パパの日曜日

いい

明林

終着点

生きる、その先に死地はない!

美しくさわやか、そして深い意味が込められたシーン、均衡の取れた心情と思想、強い意志で最終連へと迫る引き締まった展開、我が胸にこの詩文を抱いて!

yasu.na

九月の終わりを生きる

呼び覚ます声

夏の名残の暑さが去ろうとする頃、九月の終わりになると必ずこの作品のことを思い出す。

afterglow

こっちにおいで

たれかある

たそがれに たれかある さくらのかおりがする

るる

詩人の生きざま

言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

喘息の少年の世界

酔おう。この言葉に。

正直意味は判然としない。 だが、じんわりあぶり出される情景は、良い! 言葉に酔おう!

羽田恭

誰かがドアをノックしたから

久しぶりにビーレビ来たんだけどさ

この作品、私はとても良いと思うんだけど、まさかの無反応で勿体ない。文にスピードとパワーがある。押してくる感じが良いね。そしてコミカル。面白いってそうそう出来ないじゃん。この画面見てるおまえとか、そこんとこ足りないから読んどけ。

カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

これ大好き♡

読み込むと味が出ます。素晴らしいと思います。

きょこち(久遠恭子)

輝き

海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

憧れ

こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

永訣の詩

あなたが出発していく 光あれ

羽田恭

あなたには「十月」が足りていますか?

もし、あなたが「今年は、十月が足りてない」と お感じでしたら、それは『十月の質』が原因です。 詩の中に身を置くことで『短時間で十分な十月』を得ることができます。この十月の主成分は、百パーセント自然由

るる

だれのせいですか

どんな身体でも

どんな自分であっても愛してくれるか、抱きしめてくれるか、生きてくれるか SNSできらきらした自分だけを見せてそんな見た目や上辺で物事を判断しやすいこんな世の中だからこそ響くものがありました。例えばの例も斬新でとても魅力的です。

sorano

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

ずっと待っていた

渇いた心を満たす雨に満たされていく

afterglow



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2020年4月26日1:09    

誰にもすがりつけなくて 心ぼそい夜が来て あの節くれた指が太くて 広く大きな手に触れたくて 高村光太郎の詩を開いて 誰もいないはずのホームにて ゆっくり誰かが歩いて来て ふっと消えた気配だけして 祭りごとでもあるまいに コンクリート造りの古屋に 週一回だけ帰宅するたびに ケガレタからだ清めるために 斎戒沐浴シャワーのあとに ビールを開けても窓の外に 酔った男と女たちが夜を響かすよに 笑いさんざめきながら帰る声に もう再びあうことはないかのように 四歳の息子の手をひいて 家並みの陰に乗じて人目に隠れて こっそり公園に忍びこみて いぬころのように転がって 遊ぶそのかたわらの路上にて 知らぬ母親が自転車のうしろに娘を乗せて 何かに追われるようにせまり来て 吸いこまれるがごとくに白い電柱に激突して 親子が硬い路面に叩きつけられて 座席ごと倒れて泣いて母を呼ぶ娘がいて 前カゴの荷物も散らばり落ちて それでも倒れ伏したままの母親を見かねて 走り寄って助け起こす手つきに迷いはなくて 息子を抱き上げるようにして 母親の両脇深くに手を差し入れて 「あらあああ、あいたたたぁ、いたかった」って 声かけながら三十そこそこの母親を抱き起こして 汚れを払い重い電動自転車もひき起こして 荷物も集めて娘のすり傷の具合いもみて それでもなんの声も出せない女の様子を見て 女の憤激と自責と虚無と恥辱を察して 振り返って 目にした息子は父親をいぶかしむ顔をしていて 知らぬ人妻を不意にかきいだいてしまって 指を手をはわせた感触とあわせて 忘れがたい記憶になって



2020年4月26日1:09 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 2
P V 数 : 1312.4
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2020-04-26
コメント日時 2020-04-27
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2024/11/21現在)投稿後10日間
叙情性00
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2024/11/21 20時31分01秒現在
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    作品に書かれた推薦文

2020年4月26日1:09 コメントセクション

コメント数(2)
まりも
作品へ
(2020-04-26)

畳み掛けていくフレーズ感が心地よい反面・・・語尾を揃える、その効果が、うまく発揮できていない気がします。 全体に言葉が多い気もしますが、絞りこんでいくか、語尾の変化も含めて、読みの目が止まるアクセントを設けるか・・・そんな工夫があるといいかもしれないと思いました。 手のイメージ(触感と、そこに生まれる安らぎや安堵への情景)が全体を緩やかに連結しているところにひかれました。

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鈴木夜道
鈴木夜道
作品へ
(2020-04-27)

まりも さん お言葉いただけまして ありがとうございます。 めずらしく酔いの手なぐさみで メモ帳にいきおいで書きつけたものを 吐きだしてみたくなる夜の独り言でした。 詩題はただ、この混乱の世相を生き残っていたら 思い起こすためだけの日付です。 他者の「て」に不用意に触ることが なにより死の危険を招いてしまう今この時 人間の隠されていた暗愚な側面を毎日毎日見せつけられ マスクにさえぎられたひとびとの内心に鬱積するもを 吐き散らしたくなるのは、なにも詩人に限ることもなく とめどなく悪臭を散らす放屁のごとき言葉たちに 「脚韻」という外出自粛のしばりをかけるしかありませんでした。 しかし 「語尾を揃える、その効果が、うまく発揮できていない気がします」 という疑念はその通りでして この緊急事態宣言にもとづく外出自粛がもたらす「効果」よりも それがひきおこす「経済的損失」にばかり心が塗り固められ 安全と生命と財産の全てを人質に取られる不条理さや この外出禁止措置の、PCR検査の、意味と無意味のゆらぎのような 「脚韻」でしかありません (フフフ…これは後付けの屁理屈だってわかっちゃいますね) 絞り込めも、アクセントも器用につけるどころでなく ただ不安を垂れ流すように延々とボヤキつづける老人みたいに 言葉はまとまらず止まりません。 無意識に救いの「て=手」を求め続け 背負わせれる金銭負担という「に=荷」の多さに 最終行が終わりではなく この連呼があと何ヶ月続いてしまうのでしょうか……

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