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世界が平和で満ちている時
国語の横書きのつらなりを、美しさの満ち るものに寄せて、不可避的な詩の場面を、 丁寧な判断で言葉を紡いでゐる時、音楽は 聴こえてゐない 書体を変えると国語はつらなりの、美しさ を変えるので、繊細な注意を必要とする 道々の選び方は、語彙が有るのなら、私に も難解さを増している、icecoffeeはぬるゐ 国語の生きているつらなりは、愚かな意味 を1面に持ち、時々読者を不快にもしてい る、詩を五編書いて紙を破る残念
世界が平和で満ちている時 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1230.3
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 14
作成日時 2020-04-21
コメント日時 2020-04-22
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 5 | 5 |
前衛性 | 3 | 3 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 3 | 3 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 3 | 3 |
総合ポイント | 14 | 14 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 5 | 5 |
前衛性 | 3 | 3 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 3 | 3 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 3 | 3 |
総合 | 14 | 14 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
変わったテーマの詩だと思いました。 書くということをするときに生じる神経的な険しさを表現しているのでしょうか。 詩を書くとき、音楽は聴こえているべきかもしれない。書体は定まらなくてはならない。語彙からは自然に適切なものが出てこなくてはならない。言葉の意味は二面性を持つことから免れていなくてはならない。 でもそういうことは簡単ではない。
0南雲安晴さん、コメントありがとうございます。険しさ、おっしゃる通りです。私は、それを思いつめずに、好きでやっているという事です。 私は、この詩には、人に感動を与えようとする様な熱量を注いでいません。 唯々、何も考えないで、すっきりと読み終えて欲しいという思いの詩です。 私は、そういう読み物も有りかなと思っています。
0「詩を五編書いて紙を破る残念」がいやによく響くというか、余韻が深い。 わかるようなわからんような定言の連なりが不思議な流動感を生んでいるのが面白いです。 最初、正仮名遣いが使われているのを見て「へえっ」と思い、しかしそれが不統一なので文句を付けてやろうと思いながら読んでいるうちに惹き込まれた。仮名遣いの不統一が計算の上なのか直観なのか単に知らないからなのか、そんなことはどうでもよくなった。詩情の質に、作者の確かな実在感、粗雑な言い方をすれば個性がよく表れている。このところ、掲示板上に次から次へと現れる「いい作品」の退屈さに食傷していた中、気分のいい読詩でした。
0石村利勝さん、コメントありがとうございます。仮名使いのちぐはぐは、単なるこの詩の見栄えを気にしての事です。それ以上の意味はありません。笑 流動感。ご明察。私がこの詩において最も意識していた所です。内容的な意味のなさも作意的な物です。 例えば、音楽を聞き流す時の様な、そういう感覚を詩で表現出来ればと思って作った作品です。
0作品全体を見て、なるほどそんなに長くない。と理解。 その後読み進め、うむ、なんだこれは……と困惑。 で、「ぬるゐ」の部分、ここできゅっとブレーキかけられてビックリ。 さして最後の連、なんだか理解し難いような、それなのに自分に近いような言葉で締めくくられる。 いやぁ、構成の妙を感じます。すげぇな……。
0眠い人さん、コメントありがとうございます。この詩は、淡々とその場の場景と思っていた事と、それだけの詩ですが、最後の何だか自分に近いようなというご感想、正にそうかもしれません。 良い詩を書きたいという思いと、それを楽しむ自分という情景そのままを書いたつもりです。 構成については、只々、言葉の流れと韻を踏もうと素直にもがいてるだけの詩なので、まとまりのあるものとしてとらえてもらえるのは、少し嬉しい反応です。
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