青いミモザ - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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青いミモザ    

夜が言った 今の君にはこれくらいの時間がちょうどいい 冬の匂いもいつの間にか消え 街は人が消え僕と死神がダンスする 黒い雨に濡れたリンゴが道路脇に並び 薄気味悪い絵洗いだけを残す むき出しのパイプが床から顔を覗かせる廃墟 夢の街はいつも曇り空 みんな死を待ち焦がれている シュタイナーは土星期は盲目で無感覚だと言った 僕の心を動かせるのは土星くらいだろう いつまでも続く道にハタハタうんざりしながら 君は僕を愛しそうに振り返りながら去って行ったね 青いミモザはもういいのかい? 珍しいものを見たかのように目をまん丸にして キャンドルの火が消えようとしている これからは猫たちの時間 僕らはもう眠らなきゃ


青いミモザ ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 1
P V 数 : 1500.6
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 2

作成日時 2020-04-20
コメント日時 2020-05-06
#現代詩
項目全期間(2025/04/11現在)投稿後10日間
叙情性11
前衛性00
可読性00
エンタメ11
技巧00
音韻00
構成00
総合ポイント22
 平均値  中央値 
叙情性11
前衛性00
可読性00
 エンタメ11
技巧00
音韻00
構成00
総合22
閲覧指数:1500.6
2025/04/11 21時07分42秒現在
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    作品に書かれた推薦文

青いミモザ コメントセクション

コメント数(1)
ほば
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(2020-04-24)

青いミモザ、タイトルにされるだけありそれが作品の象徴なんだろうけどわからないんですよね。ミモザの花の色とは違うし、カクテルも普通に花の色でしかつくらない。存在しないものを指しているのかな。舞台は夜、それも人気のない夜の街、なんだけど途中でシュタイナー(名前しか知らない)が盲目で無感覚だと言ったとある。それは作品のなかの人すべてに適用されていて皆、一様にそのような状態であるから他人に気づかない無関心な状況をさしているのだろうか。ああ、すみません、わからないのであげます。これからは猫たちの時間、てのはひかれる詩句でした。

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投稿作品数: 1