はやくワクチンをください。 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。

硬派な作品

萩原朔太郎や中原中也のエッセンスを感じます。

千治

体験記『呆気ない宣告』

それはあなたの現実かもしれない。

大概のことは呆気なくドラマティックではない。そうした現実の丁寧な模写が作品に厚みを増している。

ほば

世界は自由だ━不死━

わかるということ

あなたにとっては何が、その理解が起きるピースになるだろうか?

ほば

ふたつの鐘がなるころは

鐘は明くる日に鳴る! いつでもそうだ!

運営在任中に出会った多くの作品の中のベスト。決して忘れない。

yasu.na

良い

シンプルに好き

あっす

パパの日曜日

パパの日曜日

いい

明林

終着点

生きる、その先に死地はない!

美しくさわやか、そして深い意味が込められたシーン、均衡の取れた心情と思想、強い意志で最終連へと迫る引き締まった展開、我が胸にこの詩文を抱いて!

yasu.na

九月の終わりを生きる

呼び覚ます声

夏の名残の暑さが去ろうとする頃、九月の終わりになると必ずこの作品のことを思い出す。

afterglow

こっちにおいで

たれかある

たそがれに たれかある さくらのかおりがする

るる

詩人の生きざま

言葉と詩に、導かれ救われ、時に誤りながらも、糧にしていく。 赤裸々に描写した生きざまは、素晴らしいとしか言いようがない。

羽田恭

喘息の少年の世界

酔おう。この言葉に。

正直意味は判然としない。 だが、じんわりあぶり出される情景は、良い! 言葉に酔おう!

羽田恭

誰かがドアをノックしたから

久しぶりにビーレビ来たんだけどさ

この作品、私はとても良いと思うんだけど、まさかの無反応で勿体ない。文にスピードとパワーがある。押してくる感じが良いね。そしてコミカル。面白いってそうそう出来ないじゃん。この画面見てるおまえとか、そこんとこ足りないから読んどけ。

カオティクルConverge!!貴音さん

あなたへ

最高です^ ^ありがとうございます!

この詩は心に響きました。とても美しく清らかな作品ですね。素晴らしいと思いました。心から感謝申し上げます。これからも良い詩を書いて下さい。私も良い詩が書ける様に頑張りたいと思います。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

これ大好き♡

読み込むと味が出ます。素晴らしいと思います。

きょこち(久遠恭子)

輝き

海の中を照らしているのですね。素晴らしいと思います☆

きょこち(久遠恭子)

アオゾラの約束

憧れ

こんなに良い詩を書いているのに、気付かなくてごめんね。北斗七星は君だよ。いつも見守ってくれてありがとう。

きょこち(久遠恭子)

紫の香り

少し歩くと川の音が大きくなる、からがこの作品の醍醐味かと思います。むせかえる藤の花の匂い。落ちた花や枝が足に絡みつく。素敵ですね。

きょこち(久遠恭子)

冬の手紙

居場所をありがとう。

暖かくて、心から感謝申し上げます。 この詩は誰にでも開かれています。読んでいるあなたにも、ほら、あなたにも、 そうして、私自身にも。 素晴らしいと思います。 ありがとうございます。みんなに読んでもらいたいです。

きょこち(久遠恭子)

カッパは黄色いのだから

良く目立ちます。 尻尾だけ見えているという事ですが、カッパには手足を出す穴がありますよね。 フードは、普通は顔が見えなくなるのであまり被せません。 それを見て、僕はきっと嬉しかったのでしょう。健気な可愛い姿に。ありがとうございました。

きょこち(久遠恭子)

永訣の詩

あなたが出発していく 光あれ

羽田恭

あなたには「十月」が足りていますか?

もし、あなたが「今年は、十月が足りてない」と お感じでしたら、それは『十月の質』が原因です。 詩の中に身を置くことで『短時間で十分な十月』を得ることができます。この十月の主成分は、百パーセント自然由

るる

だれのせいですか

どんな身体でも

どんな自分であっても愛してくれるか、抱きしめてくれるか、生きてくれるか SNSできらきらした自分だけを見せてそんな見た目や上辺で物事を判断しやすいこんな世の中だからこそ響くものがありました。例えばの例も斬新でとても魅力的です。

sorano

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

二酸化窒素

ずっと待っていた

渇いた心を満たす雨に満たされていく

afterglow



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はやくワクチンをください。    

「 ここに参加されている皆様にお伺いしたいのですが、ネットの掲示板に一体何の意味があるのですか。貴方達は、一体何をなし得たいのですか。そのステートメントもろくに明確にしないで、一体全体何をしにこの場所に来ているのですか? いいですか。貴方達は、詩を書いている。詩を書いて、何かを他者に伝えようとしている。それはとても立派な事です。誰でも出来る事ではない。しかし、貴方達の現在の行動では、ただの物書き、平たく言えば痛ポエマーの域を脱せていません。もし私の言うことが間違っていると仰るのなら、是非貴方が出会う全ての人に「私は、インターネットの掲示板で詩を書いている詩人です。」と名乗ってみては如何でしょうか。私の申し上げた意味が、よくお分かりになるはずです。 そもそも、インターネットの投稿掲示板で詩を投稿して、何の得があるのですか。メリットは?それはお金になるのですか?なりませんよね。また、何やら此方のサイトでは「月間B-REVIEW大賞」だか「個人賞」だかといった表彰制度があるようですが、それを受賞して一体全体何の得があるのですか。万人に知れ渡るのですか。纏めて言うならば、それでプロになる道が開けるのですか。 一度貴方の心に問いかけてみてください。 はっきり言います。今、貴方のやっている事、行為、その全てが「非効率」に過ぎる。余りにも先を見据えた行動を採っていない。いいですか。貴方に残された時間は、有限なんです。限りがあります。それは、いちいち申し上げなくとも重々承知の筈だ。ならば、こんな「非効率」で、何の益にもならない事は即刻止めなさい。分かると思いますが、今の世の中は言うまでもなく徹底的な効率化が常識となっています。その社会情勢の中で生きていこうとするなら、もう少し効率というものを考えたらどうなんですか? 大賞受賞した、わーい!今回は取れなかった、くっそー、こんな馬鹿馬鹿しいことに一喜一憂する事の、メンタルバランスの無為なダメージは一切の無駄です。インターネットで活動することが所詮は虚構に過ぎない、こんな事は今の小学生でもわかっている事だ。何故それが出来ないのか、それは、(どうせ自分なんか有名にはなれないし、ネットで趣味の詩でも書いて投稿すればいいや〜。)という甘っちょろい考えから来るのでしょう。 貴方達にもう一度命令しますが、こんな馬鹿馬鹿しい事に首を突っ込むな。関わるな。詩に向き合うなら、もっといい場所があるでしょう。貴方達の得意なネットでちょちょいと調べればわかる事ですが、先ずは現代詩手帖等の有名な詩誌に挑戦し、チャレンジして、そして沢山の人と関わりを持って、その上で初めて堂々と、詩人と名乗れるんじゃないんですか? 何事にもチャレンジするのはいい事です。しかし、貴方の今の目的や目標とズレていないか常にcheckする。その上で、軌道修正する。これを、生きていく上で徹底してください。以上。」


はやくワクチンをください。 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 22
P V 数 : 2558.8
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 4

作成日時 2020-04-15
コメント日時 2020-04-17
項目全期間(2024/11/21現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性11
エンタメ33
技巧00
音韻00
構成00
総合ポイント44
 平均値  中央値 
叙情性00
前衛性00
可読性0.50.5
 エンタメ1.51.5
技巧00
音韻00
構成00
総合22
閲覧指数:2558.8
2024/11/21 21時13分46秒現在
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    作品に書かれた推薦文

はやくワクチンをください。 コメントセクション

コメント数(22)
藤 一紀
作品へ
(2020-04-15)

面白かった。タイトルが効いていると思います。詩に関しても、書くにも読むにも、このようにコメントを入れるにも、実質的に利益になるわけではなく非効率であり、合理性且つ効率性を目指して発展する社会と逆行していて、〈語り手〉はそれをもとに不満を訴えているけれども、実は社会と同化した〈近代病〉にかかっていることを〈作者〉は仄めかしているように思います。でも、ワクチンで手っ取り早く治ろうなんて即効性を求めるのもどうかと思うよ。なんちゃって。

1
ふじりゅう
藤 一紀さんへ
(2020-04-15)

ありがとうございます。ボロクソに叩かれる事を前提としていましたので、好意的な評を頂き恐縮です。 作中で記述している通り、効率化が当たり前の世の中にあって、B-REVIEWは非効率の塊のような感じがします。ただ、詩そのものが難しい、言うなら非効率な分野であること、B-REVIEWの発足起源、存在価値、目標その他、そもそも詩とは何なのか、何が面白いのか、それらを特段学習もしないで、本作のような論調で批判することの無理を思います。昔からネットにおける過剰な罵倒批判はありましたが、現在ネットの垣根を越えて、内外の事情に対して向き合う姿勢の無いままに一方的に罵倒を繰り返すセンスが表立って来ていて、正義の名のもとに自分と全く関係ない何かを高圧的に罵倒する行為は、最早中毒者と言えるのではないかと考えます。 問題点のご指摘、仰る通りに思います。書き上げた後タイトルに苦戦しておりまして、投稿した後も他にもっと何かあるのではなかったか、と考えておりました。何にせよ、このような愚作にコメントを頂きありがとうございます。

0
Um Fantasma
作品へ
(2020-04-15)

わろた メタポエムやね やるなと言われればやりたくなる ネタには釣られないクマー 人間にはそういうところある ちょっと真面目に効率というころから解説すると 効率 efficiency は経済の至上命令みたいなものだけど 現近の日本に efficient 効果的なポエムなんていうのは殆ど絶滅しちゃった ある種の遺産的特権に詩壇は縋りつき まるで引きこもりのようにクラブをやっている そんな悲しい前提にはもう誰しもが慣れっこになっている そこでこの作品はそこで挑戦する ならば なぜ君は詩を書く? これはそもそも論的なクェスションだ 一度いま経験しているこの世界 仕事だとか 家族だとか コロナだとか 孤独だとかの枠組みを外してみて また組み立ててみてはどうだ と問いかける だって詩を書くことなんてどうせずっとずっと続いていくから 詩っていうのは 相手をぶっ飛ばすことだ ひとってやつは殴ってやんなきゃわかんないこともあるのだ もちろんそんなの星の数ほどある定義のひとつだ でも普通の言葉で言ってもわかんないから バットを持ってくる チェーンソーを持ってくる 詩人はもっともeffectiveな武器を持ちだす なんだかそうすることが詩自体の至上命令であるかのように思える 関係ないけどわたくしの答えはあれですね 楽しいから それにつきる

2
ほば
作品へ
(2020-04-15)

熱を感じます。この批判を裏返せばそれは書き手が持つ愛着と地に足のついた思いに変わる。なんか最近のつまらん世情を批判の言葉にしたようでもある。実際にきたらひとこと、遊べ、と返信するでしょうね。

0
stereotype2085
作品へ
(2020-04-15)

ちょっと抽象的な感想から入ります。この詩は、この作品はある一定の、ある特殊な、ある精神状態における、筆者のある本心に近い感情を特化し、肥大化させて書いたものだろうと推察します。多くのネット詩人を直撃するインパクトを持つ詩、作品であるのは間違いないのですが。さあここまでだ!冷静に語るのは!何でこんな詩書いちゃったんだよ!ふじりゅう君!ネット詩掲示板なんて弱い。興味のある人以外誰も見ないだろう。引きつける引力もない。それは誰もが、関わるみなが、ほとんどの人がわかっている。だがしかし!だからこそ!我々は(ふじりゅう君も含めて)汗水垂らして、必死こいて盛り上げようと、詩誌に対するカウンターたろうと、そしてあわよくば詩壇でさえ蹂躙するパワーを育てようと、書き手を養おうと、送り出そうと頑張ってきたのではなかったか!これがふじりゅう君の本心ではないし、本心だとは微塵も思いたくないが、問題作、話題作としてのメタ詩を作ろうという誘惑に筆者が、つまりふじりゅう君が負けてしまったのが残念でならない。残念だ!けいせいさん熱くなっちゃったよ!もっと熱くなれ!燃焼しろ!燃え尽きろ! 熱くなれ!らーらーらららーやっぱり今日明日も貴方に会いたいー♪by大黒摩季。 ツイッターにも書いたが冷めた態度じゃ決して楽にはなれないのだ!理知的批判精神だけでは決して楽にはなれないのだ。それはこの作品を投稿した、してしまったふじりゅう君が一番わかっていると思う。だが私もまた弱い。この作品でのやり取りを傍観すれば良かったのに傍観出来なかった。このような作品、放っておけば良かったかもしれない。しかし一時期でも関わった人間だからこそ放っておけなかった。けいせいさん熱くなりすぎたよ。 ということで一通り書いたから満足した。この詩にはまたお邪魔するかもしれない。もし今作が釣りとしての詩だったとしたらけいせいさんは見事に引っかかったわけだが、釣りだとしたら筆者が目の前の誘惑に負けた腐臭に満ちている。返す返すも残念だ。この詩はネット詩掲示板、ネット詩人への鼓舞だということもわかっているが、この作品で筆者が手を打ってしまったことが重ね重ね残念だ!ふじりゅう君、もっと熱くなろう。 長文失礼。ではおしまい。

0
stereotype2085
作品へ
(2020-04-15)

ちょっと書き足りない、と言うかあまりにアホ丸出しで書いたのでコメ欄におけるふじりゅう君のステイトメントを見逃していた。そうだったのか。この作品は「高圧的な罵倒を繰り返す中毒者」をあえて炙り出して描いたものだったのか。「」の意味をもう少し検討すれば良かった。これを半ばふじりゅう君の本心だと誤解するなんて感情に任せすぎたよ。失敬、失敬。だがしかし!けいせいさんは熱くなれ!と依然として呼びかける姿勢に変わりはない(結局それが言いたい)

0
ふじりゅう
さんへ
(2020-04-15)

ありがとうございます。2つ目のコメントで仰って頂けている通り、カギ括弧で括ることによる、作中文章そのものの空虚、平たくいえばしょうもなさを演出したつもりでありました。 他方、完全なるフィクションを書いたつもりはありません。ネットでの詩作活動そのものに渦巻く「くだらない」という精神、それはその世界に携わっていない人の一定数が持つ感情のひとつではあるように思います。しかし、バカだ、ダメだ、クソだ、止めろ、などと罵倒されてなお、その言葉に怒りを覚えながらその世界に没頭する事に、合理的だの、効率的だのといった世情に反逆する美しさがあるように思うのです。

0
ふじりゅう
Um Fantasmaさんへ
(2020-04-15)

お目にかけて頂き光栄です。 仰る通りで、何の異論もございません。ただ、私の完全なる知識不足ではありましたが、効率を土台にした詩、という概念が存在することに驚いております。勉強になります。 やるなと言われれば、確かに人はやりたくなるのですが、どちらかといいますと、後半の「あなたは何故詩を書くのか」という点を重視したつもりです。詩を書く、詩を読む、感想を書く、批評する、それそのものの楽しみに、不純物は要らない感じがします。

0
ふじりゅう
ほばさんへ
(2020-04-15)

ありがとうございます。熱を帯びている、逆にいいますと、それ以上にはなり得ていないと受け取りました。 詩で遊ぶこと、それは読んだり、書いたり色々あると存じますが、しばしばほばさんともお話している通り、本気で遊べているのか、本気で読んだり書いたりしているのかを重視していたりします。しかし、自身ははたして本気でそのような行為に励む事が出来ているのか、内省すべきかもしれません。

0
西風
西風
作品へ
(2020-04-16)

言っていることが普通すぎてつまらない。ホリエモンの著書を読む方がおもしろい。彼に勝っている点があるなら、「」をつけたこと。ただ、考える人間なら普段から他人の意見には「」をつけるのだから、無いに等しい。そして、「」の中身の人間がもっともらしいことを言っていて初めて価値がある作品だろうに、愚者でしかないから、政治家の演説、正当な批判に目を向けずクソリプにのみ返信するインフルエンサーそのものである。この作品は「」をつけない方が知ったかぶりを避けられ、かつ、コメントを手のひらで踊らせられて美しかっただろう。「」内の内容から、これが思ってもいないことだと悟らせるくらいでなきゃあ。

抒情:0 前衛:0 可読:0 エンタメ:0 技巧:0 音韻:0 構成:0  
1
ふじりゅう
stereotype2085さんへ
(2020-04-16)

ありがとうございます。私は本作の書いてあることは真実のひとつであろうことを思っておりますが、仰ること、その通りに思います。誤読であったかどうか、が問題なのではなく、そもそも誤読を引き出してしまった私の文才/構成力のなさを恥じ入るばかりでございます。 作品でも提言した通り、当サイトは興味のある人以外を引き付ける内容とはなっていないのかもしれませんが、むしろ私は、興味を持っていただけた方を、サーバー/システム/ヒューマンの全ての輪で長く惹きつけられるようなサイトを目指しています。 B-REVIEWという場所において、私はたぶん5本の指の中に入れるくらいは熱い想いでサイトへ向き合えているという自信がありましたが、本作にその想いを内包できなかったことについて、それは私の勘違いなのかもしれません。また、仰る通り、書き手を養い送り出すという目標を受け継いではいるものの、またその他のB-REVIEWのサイトコンセプトを受け継いで活動しているものの、本作のような論旨の全てにおいて返す言葉を持っているわけではない私自身に対して、至らなさを覚えております。あらためて、熱を帯びたコメントに感謝いたします。

0
ふじりゅう
さんへ
(2020-04-16)

コメントありがとうございます。既に申し上げていることの繰り返しのようになってしまいますが、私のB-REVIEWに対する想い/熱を内包できていなかったことについて、慙愧の念でございます。ご批判と受け取りましたが、なんにせよ、謹んで頂戴致します。

0
ふじりゅう
さんへ
(2020-04-16)

ありがとうございます。 本作は、B-REVIEWという場所における理念、目的、ビジョン、そのようなものの希薄さを考えた作品でありました。これは、B-REVIEWというサイトそのものにとどまった話ではなく、運営、参加者の全体を指して、一体何のためにサイトに投稿しているのか、何のためにこのサイトがあるのか、何を目指しているのかが、B-REVIEWの年齢が重なる度に薄まってきているのではないかと考えます。それは、参加する際にビジョンを提示せず、伝えず、考える仕組みも整えていない運営/サイトプログラムのシステムに問題の一端があるのであって、つまりは私に大きな責任があるように思うのですが、何より、ビジョンや目標を浮かべることもできない薄まったサイトの様相を呈しているのではないかと考察します。 と、いったステートメント、想い、そのようなものをこのコメント欄で偉そうに語ることの無為さ、ダメな感じを、花緒さんのコメントで考えさせられます。 批判/批評を好む人間こそ、批判/批評が開かれていない、と考えながら投稿した本作もまた、批判/批評に開かれていなかったと内省するこの行為もまた、批判/批評に開かれていないように思いますが、この無限ループのような構造は、御作の「なぞる」や「ゆめであえたら・・・」を思い出します。なんにせよ、このような体たらくで本作を投下した行為自体が、「B-REVIEWを考えるきっかけにしてほしい by藤井」みたいなニュアンスでしか最早伝わっていない感じがしてきていて、「じゃあ、お前はB-REVIEWをどう思っているのか」に対するまともなステートメントを語れるのか、という批判しか引き出せない様相を呈しているのかもしれません。 私は今までに一度たりとも、領域内外からの批評に耐えうる作品を作ることができていないにも関わらず、それなりの頻度で作品に対して身になるレスポンスを頂ける現代詩投稿=批評プラットフォームB-REVIEWという場所を愛しておりますが、その恩返しを未だできている気がしておりません。表現者が、表現のままに表現できる場所はどのようなものなのか、何より、なぜにザリガニ釣りなのかを、今一度考察する欲求に駆られます。コメント痛み入ります、ありがとうございました。

0
ふじりゅう
西風さんへ
(2020-04-16)

ありがとうございます。ご指摘の件、もっともと感じます。 普通過ぎる批判、またはそれを逆手に取った表現アプローチになっていない、といえば、完全に借り物の言葉となってしまいますが、仰る通りで反論の余地はありません。 「」内の愚かな批判、それを愚かなままに何の工夫もしなかったことで、私にはそのような意図はないにも関わらず「釣り」や「コメントを手のひらで躍らす」と解釈されてしまう本作について、嫌がらせの域に到達している感じがします。むしろ、西風さんの、オール0ポイント表示こそ、表現の在り方なのではないかと考えさせられます。コメントありがとうございました。

0
石村利勝
作品へ
(2020-04-16)

これだけコメントが集まっている中、愚にも付かぬ私の感想で屋上屋を重ねるのは心苦しいのですが、面白かったです。私には、「」内の言葉は「俗物の俗論」の戯画化であると読めました。いかにも尤もで反論し難い「正論」に見える、空疎で実のない言葉のサンプル。一方で、これは筆者の社会的人格が日頃から私的自己に問うている疑問であり、自嘲でもあるのでしょう。その辺りの意識の揺れ加減が興味深い。 ただ、どなたかのご指摘にあったように、俗物の俗論はもっともっと尤もらしく、一分の隙もない批評であればさらに面白かったでしょうね。つまり、筆者の自己批評がさらに辛辣であれば、それに抗してなおも無償の創作行為に身を投じずにはいられない、筆者の詩人としての業が明確になり、同時に美しくもなる。そんなことを思いました。

1
羽田恭
作品へ
(2020-04-16)

「」には「」で返します。 「無意味だと言われたら無意味な事に精を出していると認めざるおえないでしょう。 愚かにも貴重な人生の時間の大半をネット詩、それどころか素人の慰みにかまけてしまった。 一切の賞にも無縁なまま、無駄に投稿を続ける年老い乳も出さない惨めな牛の様に、詩を鳴くように紡ぐばかりです。 それでもやらざる負えない衝動のまま、今なすべきと感じた創作を延々と続けたのです。 有名になる事も称賛を得る事も考えずに。 非効率でしょう。無益でしょう。 それでもこの世はかのような愚行を、まだ許している。それに甘えざる負えない。 不快に思えるでしょうが、この自慰如き行いによって、私はようやく呼吸ができるのです。 詩誌は掲載される詩の傾向があると思います。 私の詩は数多くの詩人たちが唾棄するだろうものであり、目に触れることもないものです。 このネットにおいてのみ人が読んでくれる、わずかな可能性にかけるしかない。 このような人間もいる事を、ご理解ください。 止める事のできない自慰を、お許しください。 人との関わりが困難になってしまった性を、果てのない修練にも関わらず克服しえない人間が存在しうることを。 そのような人間に、慈悲を持って下さいませ。 初めてできるようになった、呼吸を続けるために。 次の瞬間にも命が潰えるかもしれない、この世で。 右手と左手を合わせ、ここに知恵が生まれますように。 合掌。」

1
いすき
作品へ
(2020-04-17)

因縁の付け方が無理筋気味で、狙い過ぎかなという感じが少しありました。が、僕は知人には「Twitterでポエム書いてるよ」と話してるタイプの人間なので、これは読者として選ばれなかっただけかもしれません。 でも、「ステートメントをハッキリしろ!」というのに話者をぼかしたり、不思議なタイトルをつけたりと、作品としてのステートメントがなにかむしろ曖昧にされてるあたり、おかしさがあって良いと思いました。 また「非効率だ!」と言いながら、おお、この長文。一体誰にブチギレているのでしょうか。この男もまた非効率な男であり、熱い男であり、かっこ書きは単なる炎上気質なネットクレーマーの幻影にとどまらないのかもしれない、と思いました。

0
るる
作品へ
(2020-04-17)

「効率化を目指した経済が停滞してます。したがって、コロナ騒ぎの今は効率のご時世ではありません。実際には、いまは、非効率バンザイの時期です。そもそも、効率一辺倒の世の中が正しいとは限らない。だから非行に走る率も高いでしょう。でも、言葉は想像力は、飛行します。飛躍の根源もきっと、言葉。なんくるないさ。あきらめずに、言葉の泉で遊ぶさ。」 ←この詩文のような対話のお返事です。 ビーレビで選考を行うのは、できるだけ読むのに 有効だと感じています。良いモノを良いというために有効だと、私は感じています。良いものは良いという。多くの人々の良いものを良いと認める動作が いつしかワクチンにも つながるのではないのでしょうか?わたしは、そのように思いました。 by 真清水るる

0
ふじりゅう
石村利勝さんへ
(2020-04-17)

コメントありがとうございます。仰ること、わかります。ひょっとすると、私は自己にこのような事を常に問うているからこそ私から出た言葉なのかもしれません。 西風さんのコメントでも言及されていたように、薄いカルピスのような批判からは、当然ながら私の想いらしきものを込める事が出来なかったようです。その辺りに、至らぬ点を感じております。 無償の創作活動を、無償の創作活動だと思わない形で、無償の創作活動に身を投じる事のできるサイトでありたいものです。返す返すも、コメントありがとうございました。

1
ふじりゅう
羽田恭さんへ
(2020-04-17)

私の作品から「B-REVIEWを考えるきっかけにして欲しい」なる稚拙な感情を受け取らせてしまっているにも関わらず、あえてそれに準ずる形でコメント頂けた事に優しさを感じております。 誰かを応援する事、一緒になって頑張る事、そんな事がダサいの一言で片付けられてしまい、他者へ無益な批判的目線を向ける事で、自身の価値を押し上げる事こそが生きている証のようになっている感じがしておりまして、応援というものへ長く在籍し探究してきた私としては疑問を感じます。他者を応援する事もろくに出来ない人間が、他者を無益に罵倒する行為に対しては、自慰行為をやりまくってから出直してこい、と罵倒したくなるのです。

0
ふじりゅう
いすきさんへ
(2020-04-17)

ありがとうございます。仰る通り、完全に狙い過ぎた作品のような感じがします。 明らかにおかしい感じを作品内に込めてはみましたが、現実味は全く無くなってしまったような気もします。作品としては、ネットクレーマーみたいな言説で作りましたが、これは特段ネット上に限った話では無くなっている気もします。勿論、そのような批判に耐えうるようなサイトを作るべく、私も尽力して参ります。

0
ふじりゅう
るるさんへ
(2020-04-17)

ありがとうございます。仰る通りで、いいものを「良い」とちゃんと言葉に出来る風潮が必要なのではないか、と私もぼんやり思っておりました。ただ、返される言葉があるなら、じゃあお前はいいものを「良い」と言葉に出来ているのか、という批判が当然ありうるわけでありまして、私は素直にYESと答えられないしょうもなさも内包しております。 いいものを「良い」と褒め称える事はかなり難しい課題のように思っておりまして、応援すること、本気で褒めること、背中を押すこと、それがB-REVIEWで可能に出来たならば、最早私の役目は終了するような感じもしております。コメントありがとうございました。

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