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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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言葉の中から自分の臭いがして とにかく嫌悪感がある 詩とは何だというセンスのない問いに 答えようとする事に必死で 叙情の欠片もない 生クリームを絞るように 柔らかくなぞるだけ 出来上がりは軽くて この世を天国だと思っていて また特に意味もなく しきりに壁に笑いかけてしまう 詩人は何を書いても詩人だ それなら自分は鳥だ 下らない日常にプライドを賭けて 辺り構わず言葉を投げ付けながら 孤独に勝ったと鳴く 騒がしいカラスだ 猫の頭を嗅ぐ様に 無頓着な読み方をされると 日溜まりでいたかったと 心の温さを慮る 繋がりたいのは 愛の欠如をまぎらわす為か 奥底の悲しさを思う



烏 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 9
P V 数 : 1919.4
お気に入り数: 1
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2020-04-11
コメント日時 2020-04-18
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2025/04/11現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合ポイント00
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叙情性00
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合00
閲覧指数:1919.4
2025/04/11 22時30分39秒現在
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    作品に書かれた推薦文

烏 コメントセクション

コメント数(9)
羽田恭
作品へ
(2020-04-12)

即興で返詩として川柳を。 嫌悪感 カラス爪立て 詩を紡ぐ

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Um Fantasma
作品へ
(2020-04-14)

書くものが醜いって書くことはとても詩的だね でももっともっと自分の心は隠したほうがいいかも にゃーん

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ネン
さんへ
(2020-04-15)

とても丁寧な感想を頂けて嬉しいです。浅学故のライトレスが申し訳ないですが、思う所を返信させて下さい。 書けば書くほど自分語りに陥る事が多く、嫌われると分かっていながら止められません。 詩作の構えを教授するどころか、教えを乞いたい位です!(泣) 数ある投稿作の中、目を止めて下さって有り難うございました。これからも叙情を求めて精進していく次第であります。

0
ネン
羽田恭さんへ
(2020-04-15)

空きっ腹 抱えて一羽 夜鬱ぐ

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ネン
Um Fantasmaさんへ
(2020-04-15)

コメント有り難うございます 本当の心はどす黒いので見せていません にゃー

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斉藤木馬
作品へ
(2020-04-15)

「自分は鳥」というところに作中話者のこころの機微を感じます。おそらく「自分はカラス」とフォーカスしてから「騒がしい鳥だ」とした方がすっきりすると思うのですが、まず最初にカラス、と言い切れない作中話者に対して非常に人間味を覚えました。このことが作品に通底する思いを迫真のものにしていると思います。

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藤 一紀
作品へ
(2020-04-17)

この作品のピークは《詩人は何を書いても詩人だ/それなら自分は鳥だ》というところにあるように響くのですが、あとに来る行が説明的に(必ずしもそうでないにせよ、というのは心情としても感じるものがあるからですが)、やや長く続くために、印象が薄れてしまうようでもったいないようにも思います。それにしても《詩人は何を書いても詩人だ/それなら自分は鳥だ》とビシッとした二つの断定と斬り返しの素早さは鮮やかで気持ちがいいです。

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ネン
斉藤木馬さんへ
(2020-04-18)

何から順番にどう描くのか、 たった一言で世界が千変万化する事も、 書いている時の醍醐味の一つです。 どう伝わるのか考えただけで、 気が触れそうに楽しい。 今回その取捨選択が上手くいったのかなと感じました。 コメント有り難うございました。

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ネン
藤 一紀さんへ
(2020-04-18)

コメント有り難うございます。 何にピントを合わせるのか、 いつも失敗している。 と、口頭で言われた事を思い出します。 書き直すと段々良いところが削れていき、 改悪してしまうと。 難しいです。 自分でも、書きながらここは変だなあと思うだけの自覚があるのですが。 安定感が欲しいです。

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投稿作品数: 2