愛の質量 - B-REVIEW
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愛の質量    

わたしの愛で溺死してほしいわ なんて云ったわたしに あなたはおかしそうに笑ったけれど 本当に、思っているのよ あなたのちっぽけな愛と違って わたしは深く、海のように 大きな愛を持っているから 地球が傾いているのは わたしのせいね なんて云ったわたしに あなたはまたおかしそうに笑ったけれど そうでなければ変じゃない あなたの羽みたいな愛と違って わたしの愛は重いから 釣り合いがとれなくって それで地球は傾いてるの あなたの愛はちっぽけで あなたの言葉は軽いけれど それでもやっぱり今日もまた わたしはあなたが愛しいわ


愛の質量 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 2
P V 数 : 1245.3
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2020-04-09
コメント日時 2020-04-11
#現代詩
項目全期間(2025/04/11現在)投稿後10日間
叙情性00
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2025/04/11 22時30分46秒現在
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    作品に書かれた推薦文

愛の質量 コメントセクション

コメント数(2)
ほば
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(2020-04-10)

ちっぽけで軽い羽、でも風に乗って飛ぶことはできそうですね。タイトル通りストレートに私の愛は地球を傾けるほどに重く、あなたの愛は羽のように軽く言葉も軽い、でも愛しい。なんとなく男女の愛というよりは少し母性のようでにも感じます。母なる海といったところかな

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藤 一紀
作品へ
(2020-04-11)

不思議だ。 >わたしは深く、海のように >大きな愛を持っている っていうのに、 「あなた」の愛を「ちっぽけ」と計量して言い放つなんて。 でも、ちっぽけで「羽のように軽い」愛を求めてしまうということは、それきりの愛が「わたし」を満たすということは、「あなた」の愛は「わたし」にとってそれくらい重大なことだということじゃないだろうか。 そこはかとくツンデレだ。

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