別れ - B-REVIEW
新規登録
ログイン
PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



作品を
別枠表示

別れ    

今より ここより 二度と会うことなく 別れていく 手に触れ 匂いが届いた 五感の全てで感じる事はもうない 明日 今日 次の瞬間にも 死ぬかもしれない 今 彼らとの終わりが この一歩より告げられている 幸運を 達者で 元気で 万感を短い言葉に詰め 心の中で声に出す 苦難が お互いに迫っているかもしれないから 「悩む人の中で悩むことなく、大いに楽しく生きよう」 この一歩より そう生きていこう 背を向けあった この一歩から


別れ ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 4
P V 数 : 1161.8
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 11

作成日時 2020-04-02
コメント日時 2020-04-04
#現代詩
項目全期間(2025/04/11現在)投稿後10日間
叙情性55
前衛性00
可読性33
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成33
総合ポイント1111
 平均値  中央値 
叙情性55
前衛性00
可読性33
 エンタメ00
技巧00
音韻00
構成33
総合1111
閲覧指数:1161.8
2025/04/11 21時07分53秒現在
※ポイントを入れるにはログインが必要です
※自作品にはポイントを入れられません。

    作品に書かれた推薦文

別れ コメントセクション

コメント数(4)
湯煙
作品へ
(2020-04-02)

手に触れ 匂いが届いた 五感の全てで感じる事はもうない 頂いたコメントで知りましたが、牧場はお辞めになられたみたいですね。ご無沙汰していましたから知りませんでしたが。 あえてそのことを示す何かを明示されてはいないからでしょうか、自分の中に残るものとの決別のような、また一つの死と生というような。また新たな再会への気持ちも含むような。 おそらく知らない方が初めてこの作品を詠んだときは驚かれるのではないでしょうか。それほどインパクトのあるもののように思いましたが。

0
羽田恭
湯煙さんへ
(2020-04-03)

牧場を辞めたのがこの作品を書いたきっかけになりました。 あの牛たちとはもう一切五感で感じる事はないのだろうな、と。 たとえ牧場に再度訪れたとしても、少なくとも何頭かは死んでしまっているだろうな、とも。 それと同じくらい新たに生まれているのでしょうけど。 そういうことを思いながら書きました。 インパクトを与えるのは意図していまsんでしたが、もしそうならうまくいった作品かもしれません。

0
stereotype2085
作品へ
(2020-04-03)

んーむ。言葉にならないです。ツイキャスなどで羽田さんのお仕事、プライベートを少々お聞きしていますが、そのことを踏まえるとこの詩は文章に含まれる以上の詩情、奥行き、深みがあるように感じます。ありきたりでもあるかもしれない短い万感の言葉。胸に来ますね。ひょっとして本来なら詩や文芸は、筆者と切り離して論評すべきかもしれませんが、この作品では私にはそれが出来ませんでした。失礼を。とにかくも長い間お疲れ様でした。

0
羽田恭
stereotype2085さんへ
(2020-04-04)

辞めてしまった牧場の牛たちが頭にあったので、そう感じるかもしれません。 大変でしたが、いい体験でした。 とは言え、もう一度今までよりよい待遇の牧場に就職するのを考えていたりしますが。

0

B-REVIEWに参加しよう!

新規登録
ログイン

作品をSNSで紹介しよう→

投稿作品数: 1