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越境
届かないものがある 僕はいつでも歯ぎしりをしたままで 自分の発する言葉の意味を考えている 慣れ親しんだはずの言葉の海は 時と共に乾いていくようだ 刻々と閉ざされていく過去の中で 触れていたはずのものがあった 古ぼけた時計だろうか かつてそこにあったものだろうか 意味の表皮が水分を失って剥がれていく 消えたはずの輪郭をなぞりながら 散り散りになった情景を探している きっと希望ではないんだろうな 空の青に乾いた舌を伸ばして あきらめの悪い僕は それでも求めたいものを探していた
越境 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1289.9
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 7
作成日時 2019-12-21
コメント日時 2019-12-23
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 3 | 3 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 3 | 3 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 1 | 1 |
総合ポイント | 7 | 7 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0.3 | 0 |
総合 | 2.3 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
読んで、私と心情を同じくするような感じがしました。通過した過去の意味の充実と虚無とを同時に表現しているように感じました。
0なんか寂しさと温かさを感じました
0南雲 安晴さん ありがとうございます まだ僕にはわからないんですけど過去の意味は一つではないのかもしれません 福まるさん ありがとうございます 僕にとって過ぎ去ったものに触れる時はそうした感情になるのかもしれません
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