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夕焼け迫る街
夕焼け迫る街がある 中の人達が見ているのは 今日の夕飯の作り方 日が落ちかける頃になると どこの家からも どの部屋からも カレーやコンソメスープや シチューや焼き魚の匂いが 小躍りになって はしゃいで はしゃいで 高まった匂いが いてもたっても いられないと 外へ飛び出していく ちょうど道には 踊る匂いと踊り疲れた匂い 運動部の学生や 文化部の学生や その他あらゆる子供達も サラリーマンや 自営業や その他あらゆる大人達も この匂いを楽しみにしては この匂いと踊っている 日常の中 手料理を楽しみにして帰る 空想のカレーはおいしい そんな世界で 君は死んだ
夕焼け迫る街 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1327.1
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2019-11-28
コメント日時 2019-11-29
項目 | 全期間(2024/12/22現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
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エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
落ちが死んだって、雑だなぁ。と感じました。匂いの表現から何故、死の理由なのか?と浮かんでしまいます。
0>そんな世界で 君は死んだ 日常の中での突然の死。何の前触れもなく訪れる死。現実社会ではそういうこともあるかもしれません。 >高まった匂いが >いてもたっても >いられないと >外へ飛び出していく 匂いの表現がとても面白いので、「死んだ」というところにも何か工夫があるといいなと思う反面、このままでもいいのかと、迷うところです。
0「匂い」という単語が連発されていて、なんだか「匂い」一つ一つが区別されているように感じました。移り変わっていくにしても、必ず「匂い」と「匂い」が混じり合ったところがあると思います。 「この匂い」とは一体どの匂いなのか、全体的な匂いなのか。情景としては好きなので、表現の仕方を変えてみるのがよいのではないかと思います。
0狙った通りの読み方をしていただけたらしく(『最古の詩人に捧ぐ』以来)、とても嬉しいです。 5or6(ゴロちゃん。)さん 読んでいただき有難うございます。単に落ち、と捉えられるあたり、名前のないモブキャラクターが死んだときみたいですね。(いちいち心を動かすのも疲れますし) つつみさん 読んでいただき有難うございます。死因ならいくらでも書き足せるのですが、なぜ単に「死んだ」だけにしたのか、よく分かっていません。 絡刻さん 読んでいただき有難うございます。冷蔵庫に昨日の残りのカレーがあるので、適当にレンジで暖めて食べて下さい(自分の好きな料理の匂いを当てはめて下さい)。表現の仕方とは、難しいところを突かれましたね……オールスパイスをかけておけば食べられると思ったのですが……
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