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背中
いつのまにか背丈を越された 君の肩が大人みたいになっちゃって ギュッとしがみついて離れなかったくせに 幼い君を抱いて歩いたのに 人の荷物を勝手に持って前をいく これが重たいの?こんなの重くない! 振り返って笑う顔は変わらないけど 笑う声は声変わり途中でなんか変 頼もしいような 寂しいような 恋しいような 急に泣きたくなるよ 待ってもう少し もう少しゆっくり まだ髪に触れて撫でても大丈夫? まだ時々抱きしめても大丈夫? 私の方が幼くなってる なんか悔しいかも 難しい話をしたり 流行ってるらしい知らない曲を教えてくれる 凄くいい曲 君といると嬉しくて 早く もっと早く 逞しくなって 遠くへ旅をして 挫折したり 慰められたり 挑戦したりして 声変わりも違和感なくなって 君が本当に大人になったら そしたらやっぱり泣いちゃうだろう 君が誇らしくて 安堵するんだろう
背中 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1192.0
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 10
作成日時 2019-11-26
コメント日時 2019-11-26
項目 | 全期間(2024/12/22現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 6 | 5 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 4 | 3 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 10 | 8 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 2 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1.3 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 3.3 | 3 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
おはようございます。親が子供を想う気持ちには形がないのに 子どもは 見る見る成長していく。詩作は 形のない想いを詩として可視化してくれるので 成長の思いを 記すのに最適なのが詩だなあと、思いました。
0yamabitoさん ありがとうございます? あまり考えず想いのまま書き綴りました。親離れの序章という言葉がぴったりです。 親としても嬉しさと寂しさと成長を受け止める覚悟が必要だなぁと実感。 どの瞬間も大事にします。
0るるりらさん ありがとうございます 子供の成長の中でも思春期はまた格別に感じます。 まだ子供扱いしたいような、大人同士のように話してみたいような、親も同じように成長していくのだなと思います
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