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変わり雨
次第に雨脚は強くなって、霧も濃くなる コンメンタールに足を掴まれるも、振り落として外に飛び出した 様子を見に行くだけなのだから心配するな老犬よ 決まった小屋に居なさい かえる歩きで慎重に進むも、ずぶ濡れに 唐傘を持った無数のかかしに囲まれる 対価を払うから貸してくれと口から出かかって、霧の中で言葉は何処かに 力任せにのど飴を口に放り込んだら、真っ白なレインコートをくれた とある時代の逆さまつ毛 言い値で買って満足さ 気球みたいな奴らと戯れた後、そろそろ戻ろうかと道を振り返る あれ、無数のかかしはみな目薬をさしていて、どうやら通れそうもない ぶつかったら大変でしょう ここは通学路と模範生徒が言う 間違ってはいない ズボンの位置はおかしいけど、確かに間違ってはいない 今は何時か 何時ということに定められているのか せめて、通学時間でなければ良い
変わり雨 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1609.8
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 1
作成日時 2019-11-21
コメント日時 2019-11-30
項目 | 全期間(2024/12/22現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 1 | 1 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 1 | 1 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 1 | 1 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 1 | 1 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
読ませてくれない作品に感じます。センテンス同士の繋がりが面白いという域ではなく、センテンス同士が噛み合っていないという感想が先に出てしまう。それは作者自身にとって何らか絶対的な意味合いがあるのだろうと考えるのですが、読者にとって同様でない。つまり、作者の感じる必然性を伝達するクオリティが本作には不足しているということかと。 1連目から追っていっても、 雨と霧→老犬→かえる歩き→かかし→対価→のど飴→逆さまつ毛 この流れで読んでいてパニックになります。一貫性を保つことは決して詩の正解ではないと思いますが、一貫性を持たないことで生じるアンバランスを芸術へ変えるための学びが必要なのではと。
0「コンメンタール」が出てくる辺り、法学生さんですか。 それより無数のかかしと先を争う様に期待したのに、せっかくのかかしが視界なんぞを気にするようでは心からがっかりです。 無数のかかしの唐傘が一斉に爆発し、ついでにコンメンタールが3段ジャンプして作者を低軌道まで放り投げ、作者が再突入してホウキ星になるくらいの次作を待っています。
0個人的にはこういう唐突な詩は好きです。繋がってないようでいて、繋がって、ない。 ほかの方も指摘されてますが、かかしの話をもう少し広げても面白かったかなあって思いました。かかしは素晴らしいです。
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