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虚像
僕は未だに受け入れず 夢だと淡い希望にすがる そんな希望はまがい物でさ いつかは消える消耗品 君がどこかへ行くなんて 考えたことも無かったよ 僕は置き去り迷子の子供 泣き叫んでも気付かれないで 地図の見方も知らぬまま 君が戻って来ないこと 受け入れたくない帰ってきてよ そんなの無理だと知ってても そう思わずにはいられない こんなのよくある感傷さ 言われなくてもわかってる 誰しも通る暗いトンネル 長さは違えど誰しも同じ しゃがみこんではいられない 何もしないで寝ていても 明日は勝手にやってくる 夢にまどろみ このままずっと 今日が続けば楽なのに こんな思いはありきたり 月並み以下の表現で 壊れた僕の心では そんな事しか語れない 戻ってきてよと泣き叫べども 君が戻って来るはずもなく 君の世界に僕の居場所は とっくに消え去り僕だけ1人 長いトンネル 光は見えず
虚像 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1249.2
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 1370
作成日時 2019-10-06
コメント日時 2019-10-08
項目 | 全期間(2024/12/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 187 | 5 |
前衛性 | 120 | 0 |
可読性 | 376 | 5 |
エンタメ | 160 | 0 |
技巧 | 154 | 0 |
音韻 | 212 | 5 |
構成 | 161 | 2 |
総合ポイント | 1370 | 17 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 93.5 | 93.5 |
前衛性 | 60 | 60 |
可読性 | 188 | 188 |
エンタメ | 80 | 80 |
技巧 | 77 | 77 |
音韻 | 106 | 106 |
構成 | 80.5 | 80.5 |
総合 | 685 | 685 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
書きたいと思うことは素敵なことであり、本作ではその欲動を感じました。最初、連を分けないのは読みづらいのではないかと思いましたが、読み終わった後振り返ると一気に読ませた方が印象として強く残っているような気もします。直接的な表現が多いのも持ち味かもしれませんが、他の人の「君と僕」を書いた詩と読み比べてみても面白いんじゃないかなと思いました。
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