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苺月 -血染めの夜明け-
深紅に染まる月に あなたを重ねてみる そんな 僕の気持ちは 碧く濡れている あれだけ愛していたのに あなたはもういない こんな 恋の終わりは 誰も望まない 窓の外では 銃弾の音が聞こえる 最後の聖戦(Crusade) 告げる鐘が鳴る 戦いの中で 恋人たちは引き裂かれ 怒りの中で あなたを探し続ける 今日の月はまるでルビーのよう すべてが始まる 星空を見上げても あなたには逢えない どんな 強い気持ちも 十字には敵わない これだけ言わせてくれ あなたを愛してると あんな 脆い僕のハートは エースが撃ち抜いた 夜明け前の空 火薬の薫りがする 最終戦争(Armageddon) 終焉が近づく 悲しみの中で 僕らは涙さえ忘れて 憎しみの中で 自分を殺している 明日までにすべて終わらせる 未来が始まる その前に… 愛が終わってしまう その前に…
苺月 -血染めの夜明け- ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1009.3
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2017-06-10
コメント日時 2017-06-15
項目 | 全期間(2024/12/04現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
「深紅」とか「終焉」とか、ゴシックな感じの、ビジュアル系の歌詞のような語句が多く、そこが「サブカルっぽい」となる所以であることは確かであろう。 それら語句語句が持つイメージが既に数多の小説・漫画・アニメ・歌詞etc.で熟成されていて、既存のそれを上手く利用できれば詩作品として飛躍できるが反対に気軽く使ってしまうとその強固なイメージに呑み込まれて、結局詩作品自体が「それ系のヤツだよね」と典型例になってしまう。その沼にはまらないような語句運用が必要だなと思った。
0ストロベリームーン、という呼び名があるのだと最近知りました。苺月と書くと、また異なった印象を受けますね。 あかとあお、それもルビーの用な透明感のある赤と、紺碧の海や滝壺や沼の淵のような、緑に近いような碧。 色彩の対比が最初にあって、世界最終戦争、のような・・・ある種のファンタジーゲームの中に取り込まれてしまったようなシチュエーションが明かされるわけですが、失恋の衝撃度が、そのシチュエーションによって確かめられている、そんな印象を受けました。 サブカル系の語感というような意見が出ていますが、重厚な世界に一気に取り込まれていくような状況設定がユニークだと思います。
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