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在ればいい
立派にならなくていい キレイにならなくていい はりつめた心ほぐす 音楽とあたたかいコーヒーがあれば 時間が腰かけてタバコをくゆらすような 空間があればいい 派手にならなくていい 酒を出さなくていい 広くなくていい ちっぽけな自分でも 生きていていいのだと ちっぽけな自分だと思わずには いられない中で 誰より味方であってくれるような 音楽があればいい 音楽と音楽の間に あたたかいコーヒーになろうと 湯がくるくる働く音が聞こえればいい 見知らぬ人と 憩いをそっと分かち合えればいい
在ればいい ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 800.6
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2017-07-01
コメント日時 2017-06-10
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
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エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
詩の始まりは、自分に「言葉」「思い」「格言」を言い聞かせるような感じですが・・・ 音楽と音楽の間に あたたかいコーヒーになろうと 湯がくるくる働く音が聞こえればいい この連が秀逸ですね。あたたかいコーヒーになろうとしている、冷たかった水、ぐらぐら沸き立ち、人の心を温めたり癒したりするために「働こう」としている「湯」の存在に気付いた人のうた。 いっぱいの珈琲に、わたし、がなれたらいいな・・・奏熊さんの作品に触発されて生まれた詩でしょうか。詩と詩が響きあって、想いが言葉になっていったら、素敵ですね。
0こんにちは 見知らぬ人と憩いを分かち合うための空間があれば 普段の様々な煩雑な事柄が それだけで清浄になる気がするものですよね。 さて、わたしには この詩を読んで 思い出した曲があるのです。 八代亜紀の「舟唄」を御存じでしょうか? 詩の構造が 似ています。 派手さのないものを列挙して、 いい。と、言っているあたりなどが、似ています。 この詩の場合は、コーヒーなのですが この詩の精神は やわらかな和の美学なのではないかしら? いつぞやの掃除の詩を かわきりに 私はもっか 断捨離に もえているところなのです。しかし、 この詩では 憩う場って いいよねぇ。ほんと なにもいらないよねぇ などと、しみじみ いたしました。
0まりも様 コメントくださり、ありがとうございます! 奏熊さまの作品からお気に入りの喫茶店について詩を書いたことを思い出し、この詩を投稿しました。 私の場合、要望ばかりで深さがなく残念なのですが…。 深くお読みくださいまして、ありがとうございます。 るるりら様 コメントくださり、ありがとうございます! 八代亜紀さんの「舟唄」。存じております。ご指摘のとおり、似てますね…似てしまいましたね…。 いろいろ省いて、肝心なものがそこにあればいい、という思いが強くありました。 断捨離、いいですねぇ。大切なことです。いらないものを捨てて、整理していくとスッキリして次へ向かう力が湧きます。 花緒さま コメントくださり、ありがとうございます! 標語っぽいとのご指摘頂いて、気付きました。理想や希望の並びは標語のようにどこか味気ない、深みのないものに なってしまうのかもしれません。またひとつ、学びました。ありがとうございます。
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