川崎らへん。
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詩離途淋
死にたい 生きたい 痛みの狭間の 野良犬吐く 苦しみ 憎しみ みすぼらしく くだらねえ 描く夢想の 伸びやかな未来は 遥かな過去と成り果て 手つかずの 脳髄は 破棄散らさられ 憐憫の月は はてしない距離 利口であれば 罵声も同情も 求めなかったなんて ていたらく 繰り返し 詩精の鳥が がらがらとあざ笑う 麗らかな春は 反復してきたが 眼球には 反映されず 随分と 取り戻せないし 死にたい 生きたい 痛みの狭間の 野良犬吐く
詩離途淋 ポイントセクション
作品データ
Ｐ Ｖ 数 ： 1721.8
お気に入り数： 0
投票数 ： 0
ポイント数 ： 34
作成日時 2019-09-05
コメント日時 2019-09-17
| 項目 | 全期間(2024/12/04現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 14 | 13 |
| 技巧 | 13 | 12 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 7 | 7 |
| 総合ポイント | 34 | 32 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 2.8 | 1 |
| 技巧 | 2.6 | 1 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 1.4 | 0 |
| 総合 | 6.8 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
一年ぶりの作品ですね。久しぶりな感じがとても出ていて惹かれました。フォルムが崩れてなくて上手いです。
0み う ら さま 早速のコメントありがとうございます そうです、一年ぶりです笑 覚えててくださり、ありがとうございます?
0ありがとうございますのあと、絵文字送ったのですが、？になってしまい、すみません
0V字にどういう意味があるのかなと思ったのですが、なにか普遍的な回帰のテーマがあるような気がしました。じっくり読みたいと思います。
0いすきです さま ご丁寧に読んでくださるとのお言葉、本当にありがとうございます。 回帰、と仰られ、真意を汲み取っていただき、嬉しく思います。 タイトルは、あえて漢字にしたのですけど、これは「しりとり」詩で、ひとつの行の、最後の言葉が、次の行の最初の言葉になっていて、そして、最後に、冒頭の言葉に回帰する、という表現にしたつもりだったのです (途中しりとりになっていない部分があって、投稿後気づき、後悔しましたが…) なので、永遠に輪廻するしりとりという意味をこめて、螺旋をイメージしたV字の形をとりました 作者がこんな風に、作った意図をいちいち言うのはつまらないことかもしれないし、いちいち言わなきゃいけない作品はまだまだだと思うので、今後の糧にさせていただきます。 どうもありがとうございます。
0自分はなんて失礼なことを言ってしまったんだろう、と後悔しております。気が付きませんでしたが、気がつくべきでした。また当然、つまらないコメントをするべきではありませんでした。すみません。以降気をつけたく思います。
0いすきさま いすきさまは、何一つ失礼なことなど言われてませんよ！？ つまらないコメントなども、されてませんよ！ ご感想、コメントをいただけることは、とても嬉しくありがたいことですので、本当に感謝しております。 また、「普遍的な回帰」という感覚に気づいてくださった鋭さも、流石だなと感心しておりました。 こちらこそ、長々とコメントしてしまい、せっかくご丁寧にご感想くださったいすきさまに、辛い思いをさせてしまい、大変申し訳ありません。 よろしれけば、今後も、もしわたしの作品がいすきさまのお目にとまる機会がありましたら、そして、お気が向いたら、ご感想をいただければありがたく存じます。 どうぞ、これからも、宜しくお願い申し上げます。 ご丁寧なお返事とお言葉、とても嬉しく思っておりますので、重ね重ね、お礼を申し上げます。
0コメントを読んでからこちらを書いています。確かによくよく観察すればしりとりとなっていますね。面白いです。 筆者自身がおっしゃっている通り、一部しりとりではない箇所があって、その技巧に気付きにくくなっているのは勿体なかったかな、と感じます。 憐憫の月、どうにも憐憫という割には犬の描写と比べて後味がすっきりしているなとも感じましたが、本作の技巧を思えば微細な点だなと感じました。 ＞野良犬吐く この詩句で締められていて、４行目に帰ってくる仕組みになっていることに驚き、非常に面白いなと感じました。私が言うと偉そうに見えるかもですが、良作だと思いました。
0ふじりゅうさま コメントありがとうございます。 ふじりゅうさま、いすきさまのご指摘の通り、このしりとりは、最後が最初に回帰していて、永遠に終わらないのです笑 良作とのお言葉、本当に嬉しくありがたく思います。とても嬉しいです！
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