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心と空の叫び
思い上がっていました 必要のない事を押し付けました 少しラッピングをしますね ここにある物を大切に それはここにしかないものです 優しいこころを自分としたいです 人が限りない可能性を感じるとしたら それはすごいことです 僕が心をいつも楽しくできたとしたら それはすごいことです 失っていた心にガクリと頭を垂れます それから立ち上がって何でもしましょう 再び自分を取り戻しましたら わがままなことはしません 一つ一つを丁寧に大切に 包む空と一緒にありたいのです 限りない可能性あるあなたは空を飛ぶことを考えるといいでしょう いつのまにやら楽しむことが出来るようになった僕はあなたが飛ぶのを眺めましょう 何のためにその空はあるのでしょう 何のためにその心はお互いを想い続けるのでしょう
心と空の叫び ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1108.9
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2017-06-05
コメント日時 2017-07-05
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
花緒さん コメントありがとうございます。押しつけがましくなっていないと言っていただき、とてもうれしいです。 誰かを勇気づけたり、考えを落ち着けたりできたら、とてもうれしいのですが。この世には、脱出口 はあまりないです。本を読んだって、なかなか満足はできません。助かるとば口となるのは、詩だけだと 思います。詩には、どこかしら深さというものがあります。この詩は、音楽によっては表されないものだと 思っています。むしろ、写真や絵画に近いかもしれません。 この作品では、空と人と心に対して、一つの連関性を示そうとしました。閉塞的な心を、どうにかして逃して あげられたらな、そんなことを考えながら作っています。この世は苦しいけど、それとどう付き合うか、 そういった、知恵や達観はあるはずだと、思っています。
0自分にはこの詩は、肉体を離れた心と残された体が互いに語りかけているように感じられて面白いです。
0口三さん コメントありがとうございます。肉体と心の分離といった印象でしたか。実際ある程度は、どんな人もそんなもの だろうと思います。たがいに語り掛けているのは、一言で言えば、内省と、それを展開する実行、みたいになると思います。 ここからさらに、融合を果たした精神が、どこかへ向かわなければならないでしょう。それは、きっと僕にとって 素晴らしいものになるだろうと思います。 詩によって身を確かめ、生活によって頭を確かめる。そんな風に思っています。
0わがまま、って、なんだろう・・・ありのまま、私のまま、は「いいこと」で、わがまま・・・わが意のまま、は「だめなこと」なのかな・・・わがままって、我のルール、自分ルールを押し付ける、ということかな・・・と考えて、最初の方の「必要のない事を押し付けました」が、なんとなく腑に落ちました。具体的なことが書かれていなくて(他の人との会話の途中、のようで、前後を想像させてくれるような、そんな曖昧さ)唐突だな、と思っていたのですが、後ろの方できちんと回収している。 「一つ一つを丁寧に大切に 包む空と一緒にありたいのです」 ひとつひとつを、包む空・・・空が何枚も重なった薄青い膜、のようで、そんなセロファンが何枚も重なっている空を連想しました。 そこで自由に羽ばたくあなた、を見ている私、それは私の心と私の体、であるのかもしれず・・・ 包むラッピングする、という行為は、どなたかに手渡すことが前提。 だれに、手渡すのか、なにを、手渡すのか・・・明晰な文体なのに、人によって、代入するものが異なる、そんな多義的な読み方の出来る作品だと思いました。
0黒髪さん、こんにちは。 拝読させて頂きました。 思い上がっていました。 必要のないことを押しつけました。 この二行から、主人公の相手への近すぎた距離感への反省を窺い知れました。時に人は、相手を思うあまり、立ち入りすぎる、自分の尺度で相手を慮ってしまいがちだと思うのです。 そこを相手との距離を取れるようになり、相手が飛ぶのを眺めていようとする私になれる、というのは、真に相手のことを理解したいし出来るようになったという、大きな成長と愛を感じます。 詩で誰かの助けになりたいとの強い思いがおありのようで、黒髪さんの人となりが、浮かび上がる清々しい一篇のように思います。
0まりもさん コメントありがとうございます。わがままって、主に性格ですよね。子どもっぽい、という点は、良くも悪くも なりますが、大人になっても子供っぽいわがままはカンベンしてください、と思います。人によって程度がありますが、 治らないものは仕方がなく、生涯をわがまま貫き通す、という気概で行ってもらってもいいかもしれない。 空って、立場に関係がなくあるものなのだと思いますが、空を眺めていると、心がひらかれていく。 とても静かなものだと思います。セロファンって懐かしい気持ちになりました。小学校の頃、使ったりしたなあと。 とても好きなもののひとつです。手渡せるものを持ち、手渡す手筈が分かる、そんなことって大事ですよね。 多義的である、ということは、最近読んでいる文学理論の教科書(川本皓嗣/小林康夫編『文学の方法』) に影響され、少し心掛けたことなので、それが実際に効果を上げていると思って、嬉しくなりました。 ユーカラさん コメントありがとうございます。距離感が測れないのは、目が悪いからなんです。それゆえに自分が情けなく、 人に迷惑をかけているなあと。でも、今日は、野球の試合の動画を観戦して、三人の間で盛り上がりました。 つまり、野球との距離と、三人の間柄の距離を、うまくできたということです。愛するために成長する、 そんな気分は、悪くないです。清々しいというお言葉をいただき、明日まで安らかな休息をしようと思います。
0こんにちは 冒頭の二行がとても印象的です。 とても個人的な私の 黒髪作品に対する感想を まず言わせていただきます。 いつも私個人に向かれて言葉を書いてくださっているという錯覚をすることが わたしの場合は、しょっちゅうです。 そのせいで、涙が勝手に あふれてきたりしたこともあります。 そのくせ 涙までしたのに、さて その作品名はなんだったろうかと 題名を あげようとしても、たいへん失礼な告白なのですが、 その詩の題名を 私は なぜか思い出せないのです。 理由が解りました。わたしの場合は、黒髪作品を読んだのではなくて 食べてしまったのだと思います。いつも滋養にさせていただいてきました。 前置きが ながくなりました。 この作品においては、冒頭二行が詩の前に どなたかと なにかしらの交流がある書き出しです。 それで、いつにもまして、この詩が わたしあての手紙のようなもののような気がしました。 それで、わたしは いままでの黒髪さん作品に対する読み方や態度は、わたしの「おもいあがり」が多かったではなかったかと 思いました。 ≫少しラッピングをしますね 誠実でありたいです。 おくりものをするような心で 詩作に向き合う人が、ここに いらっしゃる。 贈答品売り場の方のように ラッピングをする所作でいらっしゃる。 わたしは、うれしいこころで 詩文を ひともじづつ 読みました。 これからも、黒紙作品の一つ一つをまえよりも丁寧に大切に 読ませていただこうと思いました。 この詩だけが おさまる 豆本がほしいです。 ちいさな本に ちいさなラッピングをかけたいです。
0そして、言うたはしから 失礼をしてます。 文中に お名前を間違えました。黒髪さんのことを黒紙と書きました。失礼しました。
0こんにちは るるりらさん コメントありがとうございます。 この詩は、現在と過去と未来に対する決算をしてみたものです。現在、認知能力回復中で、いろいろと無駄な ことを感じさせてしまったというような、人に対する危惧を、抱いています。だから、そういう人たちに対して、 申し訳がないな、と感じて、少し焦りもどかしい感じを、弁解というか、説明したいなという気持ちが強くなった ので、詩にしてみました。多くの方との交流があり、多くのことを感じながら詩を中心に、想いを現実的に 抱いてきました。るるりらさんが、自分自身に向けたのではないかと考えたのは、それゆえ、まったく当たって いますし、僕自身は、るるりらさんを筆頭として、漠然とした現在と未来の存在に対する、想いを、書いてみました。 全ての事はどうでもいいのですが、全ての事は素晴らしいのです。詩への恋と、失った恋、愛を知らぬ私故…笑。 生きていることと、詩を書くこと、そんな気持ちは、最上のものです。一つ引用をさせてください。 「幾億の星と たったひとつの月 思い出はいくつも おれの周りを回るよ」(中島らも「DONT WAKE UP」) あなたは、素晴らしいものをお持ちです。のんびりと昼寝でもしながら、 「幾千もの夜と たったひとつの朝」(中島らも 同上) 苦しみとは、付き合い方を覚えなければなりません。いろんなことと、付き合っていくこと、そうしたことのために、 詩として、世界を理解できるように。心が詩ですね。心は、どこにあるのですか。
0黒髪さん、こんにちは。 前向きで謙虚なメッセージが込められている詩だと思います。 メッセージが声高に出てこない工夫があるのも良いなあと思います。 そのバランスが読後感の良さにもつながっているのではないでしょうか。 どこかの国の総理大臣にも読んでほしいです(笑)。
0宣井 龍人さん こんにちは、コメントありがとうございます。 色んな人と積極的に関わっていくことで、なんとか前向きにならないと心が腐っていくような感じに思っています。 自分だけの寂しさというのは、すごく後悔になってしまいます。 メッセージを声高に出さないのは、やはり自分でも、謙虚のように仕上げたいなと思ったからだと思います。 そのように指摘されないと、自分では気づかなかったでしょうが。 総理大臣のように影響力のある人、国を動かす人が、しっかりとしていないでどうするのか、といった気持ちに なりますね。資質に欠けているとしか思えません。だから、僕も自分なりに頑張りたいです。
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