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波
波にゆられて 君を待とう 花々が咲き 蝶が舞う この浜で 共にゆられた 波の中で 友と出会い 語り合う 故郷の話に 「海ゆかば水浮く俺」と歌い 「同期の桜」と僕を呼んだ 君よ今 どこの波にゆられてる 波にゆられて 芽を出そう この島で高くそびえよう 君がわかるように 波にゆられた 陽は沈む 君よいつかまた 共に朝の日を 共に眺めよう
波 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1274.3
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 8
作成日時 2019-08-17
コメント日時 2019-08-19
項目 | 全期間(2024/12/26現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 4 | 3 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 1 | 0 |
音韻 | 1 | 0 |
構成 | 1 | 0 |
総合ポイント | 8 | 3 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 2 | 2 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0.5 | 0.5 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0.5 | 0.5 |
音韻 | 0.5 | 0.5 |
構成 | 0.5 | 0.5 |
総合 | 4 | 4 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
冒頭、ロマンチックな南の海をイメージしましたが、故郷で聞いた戦災の死者、その魂の再生を祈る歌、なのですね・・・と読むと。 みづくかばね、は、水浸く屍、であったような(そこが、少し気になりました)。 もっとも、水浮く俺、と、パロディー的に替え歌を歌いながら、亡くなった同時代の「君」のことを、歌っているとも読めるので・・・だとしたら、戯れに、というような言葉が入ると、語り手と君との仲の親しさや関係性が、より明確に伝わってくると思いました。
0まりもさん、こんにちは。 「海ゆかば水浮く俺」は万葉集の 海うみ行ゆかば 水み漬づく屍かばね 山やま行ゆかば 草くさ生むす屍かばね 大おほ君きみの 辺へにこそ死しなめ のパロディになります。 漂流し戯れで歌ったわけです。 ちょっとわかりにくい表現だったかもしれませんね。 戯れに、というのを付け加えるべきだったかもしれません。
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