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疾風掴むことなかれ
瞳は深海から光を目指す 明けた先に秒針と呼吸 先ずは嘘と武装覚えて 知識は毎度と腐り落ちて 花は枯れることを知って 獣は肥えることを知って 疾風掴むことなかれ 幻想のメテオライト砕け 疾風掴むことなかれ 果てるまで そのときまで 愛と欲は紙一重であると見た 滴る夢、荒々しく抱いて 息を切らし生命は鳴く 星は点滅 意識覚える 未来の空は雨を降らした それじゃ行くよ 海原の向こう 疾風掴むことなかれ 詭弁の線香花火潜って 疾風掴むことなかれ 果てるまで そのときまで そしてまた 繰り返す 後悔など知らず 砕け散る 想いを掬いあげて 青い空越えて 疾風掴むことなかれ 言葉の夜を駆け抜けて 疾風掴むことなかれ 果てるまで 果てるまで 疾風掴むことなかれ 眼差しの先を掻き分けて 疾風掴むことなかれ そのときまで
疾風掴むことなかれ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1483.6
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 5
作成日時 2019-08-05
コメント日時 2019-08-07
項目 | 全期間(2024/12/26現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 2 | 2 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 3 | 2 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 5 | 4 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 1.5 | 1.5 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 2.5 | 2.5 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
仲程さん、コメントありがとうございます。コメントを見て、素直に嬉しいと感じました。 今回、疾走感がありつつも掴み所がない、少し曖昧な詩にしたいと考えて書いていたので、その感覚を持って頂けたのは良かったです。 一応「人生」をテーマにしています。もし良ければそれも踏まえて再度読んでみてくだされば幸いです。
0まず「疾風掴むことなかれ」というフレーズが良いです。タイトルにもなっていますが読者を惹きつけるに充分なインパクトを持っているかと。内容については、テーマにもなっている「人生」を駆け抜けるために「嘘と武装覚えて」、と腹をくくっているところが、逆に嘘をついていないという印象を読者に与え爽快感を与えています。惜しむらくは一節一節に字数制限を与えているのかどうか、窮屈に感じる箇所が本当に二、三点あったところ。もっと自由でいいかなとも思いました。しかしタイトルの印象通り、読んでいて悪いイメージはしませんでした。
0stereotypeさん、ありがとうございます。読み込んでいただけたんだなと、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。字数制限ですが、この詩は実はポエトリーリーディングとして考えていて、曲にのせてリズムよく読むイメージがあったので、自ずから制限をかけていたのかもしれません。普段からリズムを考えて書いていますが、自由に書く、というのもやってみます。
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