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ヒドラ
意識って、嘘っぽいよね 彼の瞳の中に浮かんでるマガモの羽根 れっど・ぞーんはまだ先だから 幼いようなふくらはぎを撫でて 言葉の迷宮 意識は何処に居るのかな? 感受 舌 痛い 痛いって 言わないで し って 怖い? こそこそ話 擽りたいな 裏返しの世界 甘い言語 僕らのエンドロールをオープニング・ムービーに差し替えて 嘘っぽい意識のまた反転 は もう無しで 囁くように 蠢く指先に 遠いちゅう 昏い瞳の中に浮かび上がる救難信号 嘘の体 君を作り上げた魔術 と 私の涙の関係 は 要らないな 爪先で刻むモールス信号? 炎・羽瞬き・文体・ろっくんろーる 刹那 焼きつくようにと 離して 命 踊ってた はず 私を溶かして 土に撒いて 私の血肉を探している 哀れまないで、 肉を食べて だってそー今日は晴れそーじゃん まるで意識のようだ 彼らから噴き出る蒸気 僕らはゴースト 漏れ出ているもの 匂い 犬の鼻で嗅いでいる 暗色の恥部 で 剥きだされた 命 皮を剥いて頬張る 皮膚が捲れた 人々の 愛らしい憎悪 私は笑って食べる 私はゴースト 生まれる前に死んだ犬 まだ命が大嫌いだから 水戸の酒場で ワイン飲んでる 美しいままに爛れた皮膚 違う 爛れたから美しい皮膚 へにゃへにゃ形を変える命と意識 貫通する物語 繰り返し騙られる物語 全ての偽史・詩へ捧ぐために ピアニストのようにキィを叩く 雷雨が産まれて まだ 歌えない 気化する記憶のへりを追っている 祈ると折るの関係性を1分だけ考える 君を刺し殺す妄想をする 命と命が剥がれて痛くて涙が出た、 そんな自分をただ見つめている 泣いてしまえ 笑っておくれ 私は私の庭を歩いている 私の目は真っ黒で残酷な色だと言われた 昨日、 まだ愛に触れないよ? 触りたくない 「ねぇ」 シリウス
ヒドラ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1311.2
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 11
作成日時 2019-08-05
コメント日時 2019-08-05
項目 | 全期間(2024/12/26現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 1 | 1 |
可読性 | 5 | 5 |
エンタメ | 3 | 3 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 1 | 1 |
構成 | 1 | 1 |
総合ポイント | 11 | 11 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0.5 | 0.5 |
可読性 | 2.5 | 2.5 |
エンタメ | 1.5 | 1.5 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0.5 | 0.5 |
構成 | 0.5 | 0.5 |
総合 | 5.5 | 5.5 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
すみません、みすです。「私の庭」の部分は「私の意識の中」です。もし修正をする余裕がありましたら、お願い致します。
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