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2019/06/27の詩
通勤ラッシュの駅のホームで 太った男の人がバッグに付けている 赤い札 命というものを私は本当に知っているのか?と痛みもなくふと思う 風に乱れる雑木の葉叢が朝日を受けて光を撒き散らしていたのが車窓から見えたな ビニール袋に詰めた魂がプツっと潰れる様が思い浮かんだ
2019/06/27の詩 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1385.6
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 1
作成日時 2019-06-27
コメント日時 2019-06-29
項目 | 全期間(2024/12/22現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 1 | 1 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 1 | 1 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
冒頭「通勤ラッシュの駅のホームで 太った男の人がバッグに付けている 赤い札」が絶妙でした。これは大げさな表現ではないのに、この詩はこれからどんな展開をしていくのだろうと期待させました。ラスト、ビニール袋に詰めた魂がプツっと潰れるというのは何とも切なく、いたたまれないなと思いました。話者が生きることの辛さを感じているのか、息苦しさを感じているのか、良い表現でした。
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