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深夜のコンビニ
コンビニの前の喫煙所で スミノフを片手に煙草を吸っていた シンデレラの魔法はとっくに解け 目の前の大きな道路は 割増ランプの点いたタクシーが スイスイと走っている その中の1台がコンビニの駐車場に停まり 後部座席が開くと 中から顔を真っ赤にした女性が ハンカチを口に当てて出てきた 彼女は一目散に店内に駆け込み 後部座席のドアは開いたまま 彼女の帰りを待っていた 何の気なしにタクシーを見ると 他に乗客はいない 家で食べようと思っていた焼鳥を取り出し スミノフを片手に焼鳥を食べていた あと何時間かすれば この空いている道路も 朝のラッシュで窮屈になる 寂しくても楽しくても 夜は終わり朝が始まる タバコに火を着けると 彼女が水を持って出てきた スーツのドレスに ガラスのヒールは さながらシンデレラのよう 後部座席のドアがバタンと閉まり またタクシーが走り出す 左ウインカーが灰皿と僕に反射して コンビニとライトの灯りに照らされる その眩しさに目を眩ます 僕は魔法にすらかけられていなかった
深夜のコンビニ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1511.9
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投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2019-06-21
コメント日時 2019-06-21
項目 | 全期間(2024/12/22現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
これ、実話なんじゃないかなとも思う というのは、去年の冬ごろ私はよく深夜徘徊をしながら見たままに詩を書いていて、その頃の作風と今作が似ているからだ
0渡辺八畳さん コメントありがとうございます! まさしく実話です!笑 しかも昨夜の出来事でした、、 深夜徘徊をしながら見たままに書いた詩、拝見させて頂きますね!
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