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ビー玉
大好きと言うだけではきっとだめで、それを埋める何かが必要で。一緒に過ごした時間だけ、肌は擦れるし、歯車は削れる。その下に何があるかを、僕はまだ知らないけれど。外れた歯車はどこへ行くのか、そんなことわかるはずもなくて、ただ途方に暮れる。独りの帰り道はいつも気持ちが宙ぶらりん。寂しさのせいだと言えたなら、それはどんなに幸せだろう。ほんの些細な一言を言えなかった後悔が、離れた時間とともに大きくなる。ビルの屋上から落としたビー玉みたいだ。僕もガラスのように美しく砕けることができたなら、とっくに人間をやめていたかもしれない。結局、後悔のために生きていて、完璧なものが手に入ったらこの世界は辛いだけだ。明日は気持ちを伝えられるだろうか。
ビー玉 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1280.9
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ポイント数 : 0
作成日時 2019-06-12
コメント日時 2019-06-12
項目 | 全期間(2024/12/22現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文