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寝るまで、寝てから。
暗闇の中を彷徨う私は観覧車。現実の虚像を抱えて不安定な堂々巡り。 速度を上げたそれはいつしか渦を巻く。感情の不純物は渦の真ん中に集まってすっと吸い込まれた。残りは遠心力で皆空に飛んで行って、どうもユートピアのあたりまで昇ったらしい。ふわり、ふわり、鉄の骨格は周りと不釣り合いに跳ねていって、空いてた穴から地に落ちた。朝だ。
寝るまで、寝てから。 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1414.2
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投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2019-06-03
コメント日時 2019-06-05
項目 | 全期間(2024/12/22現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
ライトレスです。感情の不純物の残りが。どうもユートピアのあたりまで昇ったらしい、という描写が、話者にとってとても大切なことのはずなのに、どこか他人事めいていて、とても僕好みでした。
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