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牛飼いの話
皆が夜空に夢中になっている時も 牛飼いは牛の世話をしている 時代が変わろうとしているその日にも 牛飼いは牛の世話をしている 世間の人が自分の世話もままならない時にも 牛飼いは牛の世話をしている 牛が糞をするから 牛飼いは牛の世話をせにゃならん 牛の図体がでかくて 牛飼いは日がな一日つきっきり 正当な理由で牛が殺される時も 牛飼いは他の牛に忙しい それが 牛を飼うことが仕事なのだから 牛飼いも文句は言えまい
牛飼いの話 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1664.0
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 7
作成日時 2019-06-02
コメント日時 2019-06-05
項目 | 全期間(2024/12/22現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 2 | 2 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 3 | 3 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 2 | 2 |
総合ポイント | 7 | 7 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0.7 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0.7 | 0 |
総合 | 2.3 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
諦念とか無常観とか結構ヘビーなモチーフ、テーマが扱われているのに、どこかユーモラス。それもこれも牛飼いは牛の世話、というフレーズが連呼されているからでしょう。最後の一節、文句は言えまい、は胸にズシリとくる重みがありました。
0全くその通りです。 北の最果てで牧場従業員をしております。 牛は産まれてから死ぬまで牛なのです。 どこか調子が悪くても黙ったままでこっちが察しなければならないし、薬飲ませたり注射したり、いくら変えても寝藁は汚すし、前触れもなく子供を産んだり、発情して暴れたり、特に意味なく暴れたり、足を踏まれたり、気が付いたら逃げ出していたり。 それでも好きだから、やってます。 年末は牛と年を越しました。 盆も正月も牛といます。 そしてもうすぐまた仕事です。 きぬたけしさんも同じような仕事でしょうか? もしそうなら、お互い体に気を付けましょう。
0ぼくは牛飼いではないです。 本物の牛飼いの方にコメントを頂けるとは思ってませんでした。 牛飼いを選んだことに特に深い理由はないのですが、結果として良かったと思います。 前向きな気持ちでこの詩を書いたつもりなので、そのように捉えてもらえたら嬉しいです。 今日も牛乳を飲みました。
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