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山登り
僕が一歩 踏み出す間に 君は三歩 先を行く 僕が三歩 追いつく間に 君は十歩 進んでいる 僕が植物を 撮っている時 君は小鳥を 探している 僕に 息切れが始まる時 君は 余裕の顔で笑っている 僕が 緩かな山道を選ぶ時 君は 険しい近道を行こうとする 僕が 山頂に到達した時 君は 十歩先で景色を眺めている 僕が 弁当を美味しく食べる時 君は ラーメンが食べたいと言う 僕は 僕は 僕は こんなに近くに居るのに こんなにも君は遠くに居る いつも一緒に居るのに 別々の時間の流れを生きている 僕が緩かな川を下るとしたら 君は激しい急流を下るのだろう せめて同じ川を下る事が出来たら 時間の優劣も無い広い海に 君と僕は流れ着ける
山登り ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1419.2
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 18
作成日時 2019-05-26
コメント日時 2019-05-27
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 7 | 4 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 6 | 4 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 2 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 3 | 1 |
総合ポイント | 18 | 9 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 1.4 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1.2 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0.4 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0.6 | 0 |
総合 | 3.6 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
まっすぐな感情の表現が素敵です。 私も優劣のない広い海に行きつきたいです。
0コメントありがとうございます。 自身の経験と感情をそのまま詩にしています。
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