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ひもじさ
何があると云うのだろう 何もないではないか 探して追いかけて 掴んでしまったらやっぱり私はひもじい 今日があって明日があり 明日が今日になって 今日が昨日になる 何もないではないか みんな過ぎ去ってしまうではないか 私の中には 焼け付くような欲望だけが 果もなくどうしようもなく 襲い続ける ほんとにどうしようと云うのだ 可愛そうな私よ
ひもじさ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1688.0
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 8
作成日時 2019-05-24
コメント日時 2019-06-16
項目 | 全期間(2024/11/22現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 3 | 2 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 3 | 2 |
エンタメ | 1 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 1 | 0 |
総合ポイント | 8 | 4 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0.3 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0.3 | 0 |
総合 | 2.7 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
あ、コメント間違って入っちゃったかな…。 つい、ちょっと、手を伸ばして目の前のもの、貪って…。 可哀想でもないけど 喉元過ぎると、腑に溜らぬのかな。 僕の指、齧っても好いよ。
0>みんな過ぎ去ってしまうではないか 掴んだものが消化されて(過ぎ去って)しまう。 「ひもじさ」という言葉が切なく響きました。 「ひもじい」私は、自分を「可愛そうな私」と重ねて、かなしくなりました。 正面玄関からドンと入ってくる詩と感じました。 願わくば「焼け付くような欲望」がやわらぐ日が来て欲しいなぁ。 そんなことを思いました。
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