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夢現
青春を追うような、不安な意識の中 ずっと混沌の中彷徨っていたい 人生はずっと意味不明で良い 懐かしい夕闇の中溶け込みたい 溶け込んで存在すら消し去りたい もうあの時には戻れないって 過去に縋って無様な姿が浮き出されても 懐かしい匂いの春風に煽られながら 我儘が叶わないこのくそったれた世界で つまらなく、ただ平凡に生きていたい そうやって今日も私は、涙でボヤける目を瞑った
夢現 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1297.8
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 28
作成日時 2019-05-15
コメント日時 2019-05-18
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 11 | 11 |
前衛性 | 4 | 4 |
可読性 | 8 | 8 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 5 | 5 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 28 | 28 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 3.7 | 4 |
前衛性 | 1.3 | 0 |
可読性 | 2.7 | 3 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 1.7 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 9.3 | 8 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
「青春を追う」という最初の言葉に引き込まれました。この詩の語り手は、そして恐らく作者であるSrirカゲルさんも、まだ「青春」をもう過去のものとしてしまうような、そんな年齢ではないと思うのです。(違ってたらごめんなさい) なのに、「青春を追う」と言う。その感覚。でも、青春をもう過去のものとする僕(僕はもう中年です)でも、その感覚はあの頃、確かに感じたことがあるような気がします。ここにいていいはずなのに、なぜかそうじゃないと感じる気持ち。世界をくそったれと罵りながら、だけどその世界に順応して「平凡」でありたいという気持ち。 答えなんてなくていいと思います。答えなんてなくていいから、答えを求めるのだと思います。それもそれでいいのだと思います。 色んな気持ちが、詩という形でしか外に出せない気持ちがとても伝わりました。素敵な作品です。
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