別枠表示
遊具
鉄錆びた遊具が ギィー キュイー ギィー ギュイー 風に吹かれて鳴いている 吹かれるぐらいで ないてしまう 誰も直さない 誰も触れない 誰も愛さない 色も段々消えてく 剥がれ落ちて錆になる 昔を思い出すように 1人で懐かしい歌を歌っている
遊具 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 2162.0
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 1
作成日時 2019-04-05
コメント日時 2019-05-05
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 1 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 1 | 1 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
>誰も直さない >誰も触れない >誰も愛さない ここのリフレインは逆効果な気がする。 「愛さない」という字面はストレートすぎるし、手垢にもまみれている。 否定形の連続は簡単に効果をつけられるから私も多用してしまいがちだが、それ故に気をつけて使わないとやはり手垢を感じてしまう。
0渡辺八畳様、コメントありがとうございます。 ありきたりな言葉を強く繰り返すと、余計陳腐なものになってしまうということですね。もう少し言葉の強弱について考えてみます。
0拝見しました。 かなり良い作品と思いますが、勿体なかったかな、とも思います。 >ギィーキュイーギィーキュイー 本作の非常に素晴らしいところ。効果音ひとつでその寂れ具合や、公園に染み渡る情景を思い起こさせます。 その光景がすっと入ってくる構成、そして1行あけが本作の場合は上手く機能していると感じます。 ブランコとは一言も言われていないが、ブランコ(だとすればそう)と分かる書き方になっています。それがまた素晴らしい。 凄く勿体ないと感じたのは、やはり主人公の心情があまり入ってないところ。それをブランコのパートと同じくらい書けていたら、本作は名作たりえた気がする。 やや短かったかな、とも思いました。もう少し展開があれば、もっと良くなったような気もします。 しかしながら、個人的には結構好きな作品でありました。
0ふじりゅう様、コメントありがとうございます。 描写を意識しすぎて心情がどこかに飛んでっていました。両方連れてこれるようにもう少し纏めてみます。
0