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みんしゅしゅぎ
人びとはシリアの現実から目をそむけ ありもしないでっち上げ話の 幼稚な映画に涙腺崩壊させる そして口々に 政治家が悪いと言う 自分たちで選んでおきながら 選挙区内の中小企業を儲けさせるアイデアもなく 改革だのどうだのと演説こくだけで 選挙のときだけ票をくれとは虫がよすぎる 運よく当選できても 票をまとめてくれた地元企業は 一社また一社と潰れていく
みんしゅしゅぎ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 929.2
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2019-02-08
コメント日時 2019-02-11
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
民主主義ってなんだ!(なんだ!)ってどっかのシールズさんからの声が聞こえてきますね。 政治に無関心って、現代特有なものなのかなぁとふと考えてみたり。平和ボケってやつ?は昔からあったのでしょうか。僕は詳しくないのでわかりませんが、そんなことを思いました。
0柿原さん、ありがとうございます。政治的無関心層の存在は80年代頃からハッキリと社会に認識されるようになって現在に至っています。それ以前の時代は投票率こそ高かったのですが有権者に戦前の初等教育しか受けていない方々も少なくなく、「二大政党」「連立政権」「政権交代」などの基本用語すらあまり理解されていなかったようです。
01連目と2連目のテーマを分けた意図を掴むことが出来ませんでした。 仮名吹さんがどうにかしたいと思うテーマ一点に絞って書くと、作品の強度が高まると思いました。この詩タイトルである「みんしゅしゅぎ」も、それにより活きてくるのではないでしょうか。 詩に政治を接合する(=取り戻す)という試みに、敬意を表します。
0左部さん、ありがとうございます。少数の政治エリートが多数の一般国民を支配するという構造は独裁も民主主義も同じなのですが、民主主義だけは政治エリートを私ら国民が選んでいますよね。とは言うものの選挙で「選ぶ人」と「選ばれる人」の間には深い断絶があることもこれまた現実なわけで。…という「みんしゅしゅぎ国」の姿に詩の表現形式で接近してみる試みだったのですが、失敗してしまいました(笑)申し訳ございません…。
0んー。何かシニカルなんだが「みんしゅしゅぎ」というタイトルからも分かるように、子供のような目線をあえて取ったデモクラシーへの批判は、かつて誰かがしたかなという印象です。書かれている内容は辛辣ですが悪くはない。これを詩として持ち上げるまでが難しい、はず。仮名吹さんは毛色の違った作品をよく投稿されるので、また次回期待したいです。
0stereotype2085さん、ありがとうございます。ご指摘の通り詩人さんがデモクラシーの矛盾を突いたという作品は多いですよね。ただ、以前にもあったという理由で政治の詩を書く人がいなくなるのもまずいと思うのです。政治も詩も共に「静物」ではなく常に形を変える「運動」だからです。片方が動きをやめると一方的になってしまいます。また今さら言うまでもないことですが民主主義と詩、一見平行線に見える二つの領域は「表現の自由」という一点で紛れもなく交わっております。
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