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春が立ちあがる音
春 は 三 人 の 日 だとすれば わたしたち 春になると ぶんれつし 音がすれば せきを立つ ふたたびの またたびの ねこのよう よったねこ よくねたこ たこあがる かぜがふく 春のあらし 音をならし 立ちあがる 音 は 立 つ 日
春が立ちあがる音 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1141.6
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 19
作成日時 2019-02-03
コメント日時 2019-02-04
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 3 | 3 |
可読性 | 3 | 3 |
エンタメ | 3 | 3 |
技巧 | 3 | 3 |
音韻 | 3 | 3 |
構成 | 3 | 3 |
総合ポイント | 19 | 19 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 3 | 3 |
可読性 | 3 | 3 |
エンタメ | 3 | 3 |
技巧 | 3 | 3 |
音韻 | 3 | 3 |
構成 | 3 | 3 |
総合 | 19 | 19 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
即興ゴルコンダ(仮)2016年2月19日投稿。 お題「春が立ちあがる音」は流川透明さんより。立春に寄せて。
0一見して思ったのはろうそくチャートみたいな形だなと。しかしその形はお題であり題名の「春が立ちあがる音」といまいち繋がらない。 詩における視覚要素が行き着くべきところは、文字などの配置を豪華にして絵画のように鑑賞できるようにするか、配置によって言葉同士の 連なりにあらたな意味合いを付与させられるかの二つだろう(私的に後者の代表例は草野心平の「月の出と蛙」)。「春が立ちあがる音」はその二つどちらで見ても不十分だなと。特殊な配置までして表す必要性を感じない。
0渡辺さんコメントありがとうございます。そうか、不十分に見えましたか。残念。 この詩では漢字解体をしています。 春という字は三人日。 音という字は立日。 そこに気づいてもらえたらいいなという理由でこの形になっているので、作者としては必然性のある形だったりします。
0唸りました。みずみずしいです。
0環希 帆乃未さんコメントありがとうございます。 「春が立ちあがる音」というお題に解体できる漢字が二つも入っていることに気がついて、嬉々として書きました。あっという間に書けたので、めずらしくこねくり回していません。もしかしたら、それが環希さんの感じてくださったみずみずしさにつながっているのかもしれないですね。うれしいです。
0沙一さんコメントありがとうございます。 思いうかべていただけたなんてとても光栄です! 音づれって言い方がよいですね。音がずれるというより音をつれてゆく、つられてゆく、つらなってゆくみたいで。いいなあ。 春が立つ日、東京はとても暖かかったです。でも夜にはぐっと冷えてきたので、ここから三寒四温が始まるのだなあと思ったり。体調を崩しやすい時期でもあります。どうぞご自愛ください。
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