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ある女子校出身者の記憶
あなたは私のファム・ファタール 女同士じゃ可笑しいかしら いつも嗤っていて欲しいわ それなら充分見詰め甲斐あるでしょう お仕舞まで見届けてくれるのなら 散るのも惜しくないでしょう きらりきらり光るその眼に 一瞬私が映ったのなら それじゃあまりに身悶えしちゃう あなたの虚ろに私の二番地あけとくわ 端まできっと来て頂戴な 往くのはふたりじゃなくてもいいの 苦い思いできれば十全じゃない あなたが私のファム・ファタール 因果はどこへ落着しようと 取って返すなんて野暮はないはずよ
ある女子校出身者の記憶 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 958.8
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-12-01
コメント日時 2018-12-09
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
同性愛について書かれた詩なのかな? ある女子校出身者の記憶とタイトルされているのなら。あなたが私のファム・ファタールというフレーズはいいけれど、全体として使われている語彙、口調が野暮ったい印象がしました。大正期の作品か、余り現代的でない訳の多い洋書を読んでいる感じ。ですがそれをもし狙って書いたのならいいのではないでしょうか。その雰囲気は出ています。
0初めて書いた詩を、人様の目に触れる場所へ初めて投稿しました。 「あなたは私のファム・ファタール/女同士じゃ可笑しいかしら」というフレーズを思いついて、それっぽい言葉を続けているうちに、私自身が女子校時代に受けた軽いいじめ(というか、からかい?)を思い出しつつ完成させました。私がやられっぱなしではなく、本気で殺すほど反撃すればこの関係はあっという間に逆転するか、終わるんだなぁ、どちらが「加害者」になるのかなぁと、どこか人ごとのように思っている部分がありました。そういった緊張感や皮肉、虚無感を表現したかったです。語彙や口調は当時、椎名林檎さんのファンだったのでそれっぽさを狙っていました。同性愛もミスリード的に狙っていましたが、技術不足で表現しきれていない自覚はあります。 コメント頂けてとても嬉しかったです。ありがとうございました。
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