君が死んだ - B-REVIEW
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君が死んだ    

私は、君に生きてほしかった 君は、私に死んでほしかった ある雪の日 君が死んだ 私は うれしかった 君の遺体の前で 顔を上に向けたら 夜空が本当に美しかった 私は うれしかった 君の遺体の横で 川べりに腰を下ろして水に触れたら 本当につめたかった 君が死んで 私の永遠は 今になった 君の死んだ瞬間が 私の今になった 君が死んで 君も 私も うれしかった 私は、死んで 君は、生きている


君が死んだ ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 2
P V 数 : 979.5
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2018-10-30
コメント日時 2018-11-01
項目全期間(2025/04/11現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
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閲覧指数:979.5
2025/04/11 02時21分37秒現在
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    作品に書かれた推薦文

君が死んだ コメントセクション

コメント数(2)
ふじりゅう
(2018-10-31)

拝見しました。生、と死、その垣根を超越するような内容だと感じました。悲しい、と言いながら君が死ぬと嬉しがり、かと思えば死んでいるのは私、と、かなり難解な内容でもあります。ひとつ難点を挙げるとすれば、流石に内容が読み取り辛すぎる点でしょうか。しかしその独特の世界を楽しむだけの目的で作られたのなら、成功しているように思います。

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anko
(2018-11-01)

ふじりゅうさん お読みいただきましてありがとうございます。 生きていれば、それを果たして本当に「生きている」と言えるのか。 今に閉じ込められた私は、生きているのだろうか。 君の死んだ瞬間が永遠に続く私なら、生きているのは君の方ではないのか。 そんな考えを書きました。 仰ってくださったように、生と死の違いとは何なのだろうと考えます。 思いをもっと豊かに書けるようになりたい、と思う次第です。

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