別枠表示
三日月に
風に馴染んだ旅人の睫毛 寂しさで伸びた爪は三日月に 沈黙する夜空のエスカレーター 骨から嬰児の泣き声がする
三日月に ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1344.7
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-10-16
コメント日時 2018-11-05
項目 | 全期間(2024/12/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
拝見しました。 4行の詩だけにその真意を掴み取る事が難しそうではありますが、言葉選びが好きな作品です。一連目が特に良いと思います。「風に馴染んだ旅人の睫毛」は中々思いつきませんし、才能を感じます。
0ああ、三日月だったなあと思いました。昨日も一昨日も。骨から嬰児の鳴き声がするのは、詩的なイメージとして美しいと思うのですが、取り方によってはグロテスクにもとれそうなので、これは違う人格を繋げているのではなくて、嬰児本人が心の底から魂の鳴き声を上げているのだと取りました。
0ふじりゅうさま 読んでくださりありがとうございます。 言葉選びが好き、才能を感じると言っていただきとても嬉しいです。 コメントくださり本当に感謝です。
0エイクピアさま 読んでくださりありがとうございます。 赤子が泣くのは人生の本質であり、詩を書くことの本質にも通じているのではないかと思います。 なので沈黙との対比、静けさとコントラストをなすものとして「嬰児の泣き声」を使いました。 「骨から」は体を形成する芯からということを表現したかったので、エイクピアさまの解釈もひとつの読み方としてありだと思います。確かに自分の骨から泣き声がしたらホラーですね。 コメントくださり本当に感謝です。
0旅人からのエスカレーター。言葉の振れ幅がおおきい。自由に言葉扱っておられる。短さというものは神だと再認識しました。
0他の作品も読ませていただきたいです。
0鮮麗で美しい、好きなタイプの作品です。一、二、四行目は見事。タイトルからの響かせ方もセンスがいいですね。 三行目の「沈黙する夜空」のみ、いささか凡庸に感じました。他の行の詩語が凝縮されている分、そこが浮いて見えるのでしょうが、短い作品ですから、すべての語句にわたって隙のない音韻、イメージを突き詰める必要があると思います。
0オオサカダニケさま 読んでくださりありがとうございます。 ほめていただき嬉しいです。 短い詩にはまた挑戦したいと思います。 作品は今のところBレビにしか投稿していません。 コメントくださり本当に感謝です。
0ishimuratoshiさま 読んでくださりありがとうございます。 確かに「沈黙する夜空」だけ切り取ると陳腐ですね。「夜空のエスカレーター」のほうは飛躍なので気づきませんでした。 嬰児の泣き声と対比するため「沈黙」という言葉を安易に使ってしまったようです。もっと推敲する必要がありましたね。 鋭いご指摘、コメントくださり本当に感謝です。
0