三日月に - B-REVIEW
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三日月に    

風に馴染んだ旅人の睫毛 寂しさで伸びた爪は三日月に 沈黙する夜空のエスカレーター 骨から嬰児の泣き声がする


三日月に ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 9
P V 数 : 1415.5
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2018-10-16
コメント日時 2018-11-05
#受賞作
項目全期間(2025/04/11現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
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叙情性00
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閲覧指数:1415.5
2025/04/11 03時19分23秒現在
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    作品に書かれた推薦文

三日月に コメントセクション

コメント数(9)
ふじりゅう
(2018-10-16)

拝見しました。 4行の詩だけにその真意を掴み取る事が難しそうではありますが、言葉選びが好きな作品です。一連目が特に良いと思います。「風に馴染んだ旅人の睫毛」は中々思いつきませんし、才能を感じます。

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エイクピア
(2018-10-16)

ああ、三日月だったなあと思いました。昨日も一昨日も。骨から嬰児の鳴き声がするのは、詩的なイメージとして美しいと思うのですが、取り方によってはグロテスクにもとれそうなので、これは違う人格を繋げているのではなくて、嬰児本人が心の底から魂の鳴き声を上げているのだと取りました。

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岩垣弥生
(2018-10-17)

ふじりゅうさま 読んでくださりありがとうございます。 言葉選びが好き、才能を感じると言っていただきとても嬉しいです。 コメントくださり本当に感謝です。

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岩垣弥生
(2018-10-17)

エイクピアさま 読んでくださりありがとうございます。 赤子が泣くのは人生の本質であり、詩を書くことの本質にも通じているのではないかと思います。 なので沈黙との対比、静けさとコントラストをなすものとして「嬰児の泣き声」を使いました。 「骨から」は体を形成する芯からということを表現したかったので、エイクピアさまの解釈もひとつの読み方としてありだと思います。確かに自分の骨から泣き声がしたらホラーですね。 コメントくださり本当に感謝です。

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オオサカダニケ
(2018-11-03)

旅人からのエスカレーター。言葉の振れ幅がおおきい。自由に言葉扱っておられる。短さというものは神だと再認識しました。

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オオサカダニケ
(2018-11-03)

他の作品も読ませていただきたいです。

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石村利勝
(2018-11-05)

鮮麗で美しい、好きなタイプの作品です。一、二、四行目は見事。タイトルからの響かせ方もセンスがいいですね。 三行目の「沈黙する夜空」のみ、いささか凡庸に感じました。他の行の詩語が凝縮されている分、そこが浮いて見えるのでしょうが、短い作品ですから、すべての語句にわたって隙のない音韻、イメージを突き詰める必要があると思います。

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岩垣弥生
(2018-11-05)

オオサカダニケさま 読んでくださりありがとうございます。 ほめていただき嬉しいです。 短い詩にはまた挑戦したいと思います。 作品は今のところBレビにしか投稿していません。 コメントくださり本当に感謝です。

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岩垣弥生
(2018-11-05)

ishimuratoshiさま 読んでくださりありがとうございます。 確かに「沈黙する夜空」だけ切り取ると陳腐ですね。「夜空のエスカレーター」のほうは飛躍なので気づきませんでした。 嬰児の泣き声と対比するため「沈黙」という言葉を安易に使ってしまったようです。もっと推敲する必要がありましたね。 鋭いご指摘、コメントくださり本当に感謝です。

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投稿作品数: 1