マンションからの風景 - B-REVIEW
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マンションからの風景    

今年の秋は何か違う 澄み渡る空 立ち上る煙 紅葉する木々 金木犀のかおり 何が違うのだろう 窓に近づいてわかった あったものがなくなって なかったものがある たとえば屋根瓦 たとえば車庫の扉 たとえばブルーシート たとえば作業音 今年の秋は何か違う


マンションからの風景 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 7
P V 数 : 1002.4
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2018-10-12
コメント日時 2018-10-14
項目全期間(2025/04/11現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
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叙情性00
前衛性00
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閲覧指数:1002.4
2025/04/11 03時41分37秒現在
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    作品に書かれた推薦文

マンションからの風景 コメントセクション

コメント数(7)
田無いなる
(2018-10-12)

《澄み渡る空》からの四行と《たとえば屋根瓦》からの四行の、ともに最後の部分を、視覚から嗅覚・聴覚へ、おそらく意識して変化させている部分が良い、と思いました。欲をいうなら、五感全部入っていたらより良かったかな、という印象ではあります。

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no.20
(2018-10-12)

コメントありがとうございます 詩は書き慣れていないものですから これから修練できればいいなと思います

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斉藤木馬
(2018-10-12)

前半と後半の対比が印象的でした。それだけに >あったものがなくなって >なかったものがある という箇所は種明かしであり、読者としては描写の中でそこに気づきたかったとも思いました。つまり主人公目線とは別にもう少し「何かが違う」という不穏な気配、緊張感を楽しみたかった。 この構成であれば中心部分がぎゅっと締まると、前後半の対比がさらに鮮烈になる気がします。

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no.20
(2018-10-12)

斉藤木馬さん、蔀県さん、コメントありがとうございます ここのみなさんは真剣にコメントされていて、私など恥ずかしい限りなのですが、精一杯頑張りたいと思います

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no.20
(2018-10-13)

花緒さん、コメントありがとうございます やはりまだ余分な言葉があるみたいなので、今後は余白を生かせるような作品を作れるよう努力します

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stereotype2085
(2018-10-14)

良詩ですね。自然は何も変わらないのに、人工物はどこか変化している。一瞬災害があったための人工物の変化かと思いましたが、人工物は時を経るごとに着実に変わりゆくものですから、違うのかもしれません。ちょっとした危機感めいたものもあって僕は好きです。

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no.20
(2018-10-14)

stereotype2085さん、コメントありがとうございます 九月上旬の台風の爪痕がいまだに残っていまして、マンションからの風景が一変してしまったんです ブルーシートの人工的な青さがどこまでも広がっているさまは、災害が他人事でなくなったという緊張を感じる次第です

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投稿作品数: 1