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本当は怖いおとぎ話
舞踏会に突然現れたヒロイン 十二時の鐘と音とともに走り去った そのあとに残されたのは ガラスの靴ではなくイカだった 「よいか!このイカの持ち主の娘を必ず見つけ出すのだ!」 王子の命によって国を上げての娘探しが始まった しかし一向にイカの持ち主の娘は見つからず 王子は悲嘆にくれる 王子の寝室の水槽には 残されたイカが一匹だけ飼われており 王子は一人イカに話しかける 「嗚呼、お前の真の飼い主は今いずこ・・・」 しかしながら娘は見つかりっこないのだ なぜならそのイカこそが娘の真の姿だから イカは水槽を泳ぐ まるで舞踏のステップのように
本当は怖いおとぎ話 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1081.4
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-10-10
コメント日時 2018-10-16
項目 | 全期間(2024/12/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
まさかのハッピーエンド(?)ですね。 家臣たちがどのようにして持ち主の判定をしたのか、想像して楽しみました。
0さすがイカ使い。 切ないですね、その後の展開を考えてみたのですが、どのような展開もあまりしっくりきませんでした。 イカの想像力が私にはまだ足りないw
0ちくわとかイカとかというオブジェクトと詩文との不和を狙ったこのネタはそろそろ食傷気味
0綺麗にまとまりましたね。小話の一つとして読みました。イカこそが娘の真の姿。イカは幸せだったんでしょうね。王子の傍で暮らせて。加えて王子も「娘」を傍にすることが出来たのだからハッピーエンドでしょう。
0発想は嫌いではない。タイトルと落ちの付け方を含め、もっとやりようがあったのではないかと思ってしまう。「真の飼い主」という言葉も引っ掛かりました。一時的に預かっている王子=「仮の飼い主」ということでしょうか。だとすれば、姫が見つからぬとも「仮の飼い主」のまま飼い続けるのでしょう。いずれにせよ、発想は嫌いではない。私や植草さんの発想さえ裏切る植草作品を期待しています。
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