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日々
雨の日には傘をさそう 晴れの日は木陰を愛し 曇りの日には本を読む 朝起きたら空を見上げ 夜のテラスで月に歌い 夢の中でも夢を描いて 生まれた街で友と語り 育った街で痛みを知り まだ見ぬ街で恋をする 独りは嫌いではないし 人混みは苦手でもない 行列も満員電車の朝も 心を萎えさせはしない 馴れ合いの関係もいい 妥協も悪いことはない 劣等感や心無い言葉で 心は色褪せたりしない ただ呼吸をするように いつもそっと目を開き ただ鼓動があるように いつもそっと手を繋ぐ
日々 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1006.5
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-09-17
コメント日時 2018-09-29
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
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エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
拝見しました。 日々を生きる主人公ですが、晴耕雨読のような毎日を過ごしつつも、そこに達観した信念と言いますか「これが私の生き方だ!」という強い主義主張が見える気が致します。生きるということは仕事に振り回される事ではなく、恋愛に振り回される事ではなく、社会や人間関係の不平不満に一憂することでもなく、肩の力を抜いて自身や他人の生命を強く感じながら「日々」を生きる事なのだ。これが私の日々なのだ。という声が、ゆたりゆたりと流れるように書かれている文から聞こえてくるようであります。そして、この詩はまささん御自身を表したものであるのかもしれない、ともまた想像することが出来ました。
0ふじりゅうさん、ありがとうです。 人に流されることなく穏やかに生きたいなーという願望でしょーかねー、そんな感じです、はい。 読んでいただいた上に丁寧な感想、感謝です^_^
0読んだことないけれど、My詩集っている休刊した雑誌にはこういった詩がたくさん載っていたんだろうなって思っている。 こういう模範的な、世界名作劇場みたいな詩を読むたび思うのだが、これの作者はマジでこんな去勢された世界観が良いの!? って。詩の巧拙よりそっちが気になる。私なんて下品な人間だから晴耕雨読なスローライフに価値はほとんど抱かない。晴れても寝坊して雨ならゲーセン行くわ。だからそういった内容の詩を書こうとも思わない。いやホント巧拙どうでなく模範生活に価値を感じているのかってが気になる。おれが現代詩のフィールドで異端なだけか?
0おとなしくて平坦な調子で、主張というよりは提案、のような内容だなと感じました。 ですが4連5連ではロックだとかに真っ向から否定するような文章が続いていて、(素朴な飾り方で一貫してるのも併せて)頑固さも感じ取れそうな気がします。
0良いですね 連の構成ってのがきちっとしていて その中に納まっている感じが 時数の制限は時々 窮屈な感じを出しますが これはあまりそんな感じはしませんでした
0ああ、良いなあ、と思いました。理想ですね。難しいですけどね。 すでに前の方々もコメントされていますが、芯の強さみたいなものを感じました。 本を読む代わりにゲーセンでもいいじゃないですか。僕はカラオケにでも行こうかな(笑)
0何もかも丁寧ですね。描かれている中身も内容も、字数の揃え方も。その辺り偏執的一歩手前の律儀さのようなものを感じるのですが、この詩で描かれている世界観というか、世界像。一冊の詩集で例えるなら、世の矛盾や世の不公平さへの怒り、あるいは喜びや幸せ、悲しみといったものを全て描き切って、最後の一編として載せるようなものだと思うのです。その辺りまだまだ筆者さん自身にも内在していると思うので、筆者さんの内面性を存分に拝見してから読みたかったです。詩の完成度として別に、本当に悪くはないと思います。
0丁寧な構成で読みやすく、あるがままに受け入れている内容もすっ、と気持ちに添うように入ってくると感じます。晴耕雨読、一時は農のある暮らしを体験した身としてはそんな時もあるなぁ、と読ませて頂きました。 ただきれいにまとまり過ぎた感もあり、詩の主体の生活の風景が読んでいて逆に引っかからないとも感じました。押し付けのない雰囲気はいいですね。
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