群衆
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イマラチオ
【バイバイコレクションC－SIDE】 【友達以内】 私は友達 居ない居ないばぁ この時しか親戚の赤ちゃんは 笑ってくれないんだ この一億人の精子を殺して来た人殺しめ！ 生後二ヶ月ならお父さんの玉袋が告訴したら お前なんて死刑だこの野郎！ 私は時効さ 二十歳だもん 学校では 友達居ないから 絵を頭の中に 友達飼うよ 皆 私を裏切らない 飼い犬の様に優しいよ なんて下らない会話なんだ なんて常識に侵された偏見者たちなんだ 私は笑顔振り撒くと 無理をしないでと誰かが言った 気のせいかな？ 皆が私を笑ってる様に聞こえるよ 声が高く大きくなるにつれて 求めるなら 求めるなら 友達以内のモノにしよう 恋人なんて出来やしないし そんな贅沢望みません 小鳥の事務所に就職して 実と霊柩車でドライブをしたら 褌を付けて踊るんだ 服やドラマより面白い話じゃんか 最近 誰かに分かってもらって 誰かから 笑わされたかな？ そう言えば学校で私だけ 短所を百個書くと赤点が回避出来るらしい だけど公然で朗読しなきゃイケないから 勉強しなきゃヤバいね 求めるなら 求めるなら 友達以内のモノにしよう 【パラバン族】 ほら森の奥 樹木の肌に 葉っぱ色の髪の毛をした パラバン族がこっちを見つめてる テーテーテーの登場曲で 負傷した僕等を踊りながら囲んで グツグツ煮込んだ鍋に投げ入れるに違いない 言葉が無いから 話は通じないんだ 魂を見せ付けて逃げるんだ！ 見てくれこれが！ 介護疲れで親の首を絞めた息子の顔さ！ こいつぁ なんてタフなんだ ならばこれはどうだ？ 旦那に肉体関係を求める妻の甘い声さ！ 勃起ばかりして逃がしてくれやしないのか！ 奥の手しか無いな これでトドメだ！ 海の破片を集めに 空中に触れに 無人の道路を駆ける 男女の青い輝きを 青春がないのか！？パラバン族は！ ならばならば切り札だ ブレイクダンスをしながら生まれて来る 赤子の健康アピールの様！ どうして同じ人なのに 争う関係が出来るのだろう 川は空が荒れなきゃ氾濫しないのに 価値観の数だけ反乱が起こる 衛星からは丸くても 僕達から見た地球の姿は どれも鋭角で触ると傷が付いて 血が指を伝うよ 鍋にダンクシュート それは桜木花道が決めた様な勢いで 【凄いよ！キューピー人間！】 私は実はキューピー人間だから 恋心を抱くとその場で想像妊娠して破水するまで 三分で成し遂げる事が出来ちゃうのさ！ だから人を嫌いになる努力をしているの じゃないと歩く度に破水で道路を汚しまくり 私は実はキューピー人間だから エッチをすると三分間で昇天しちゃうの！ あぁ…あああ…クッ…ファ～…あっ！ビクビク そして瞬く間に赤ちゃんを産むのよ だけど育てる必要は無いわ 三分間でお爺ちゃんなりお婆ちゃんになって 名前を付ける間もなく死んでしまうのよ！ 私は実はキューピー人間だから 実は私も三分間しか命が持たないのよ！ ただしキューピー星の時間の流れはゆっくりと出来ている だからまだ私は生きて居られるんだ 蝉よりも蜉蝣よりも短い命の時間を生きてるの 大切な事を知れないで生涯を終える 長生きして家庭を持ちたいけれど そんな事許されないから嫌いになってよ！ 私が死んだら三分で忘れちゃうくせに あぁ…貴方は人間だったわね… 結局貴方には好意を寄せたままだし 叶わぬ恋をしてるから嫌いになってよ！ 【蝶の羽根症候群】 心が病んでしまった母は 部屋のベッドで上半身を起こして 手鏡を繰り返す 「ひら…ひら…ひら…」 此処では日差しに暖かさを感じない 遠くを羨ましそうに見る目で 手を ひら…こう…ひら…こう お願い！やめてぇ！ さっきから手の甲に死に顔が見えるのよぉ！ 影も消え掛かってるってのに 私にそれ以上死期を見せ付けないで！ 母は取り憑かれた様に繰り返す 「ひらひら！ひらひら！ひらひら！ひらひら！アッハッハ！ひらひら！」 私は母の腕をもぎ取る それでも母は微笑みながら 今度は膝を伸ばし縮め 「ぱたぱた！ぱたぱた！ぱたぱた！ぱたぱた！ケェーーー！」 今度は脚をもぎ取る 今にも羽ばたき出す様な狂気に 私は失禁をした 母は首を前後左右に振る 「かくかく！かくかく！かくかく！かくかく！」 母は首がもげた 声は出ないが大声で笑ってるようだった 音など住まぬ部屋で 私もいつの間にか死期が近付いた 「ひら…ひら…ひら…」 【１に気を付け】 １に気を付け ２に構え～で ３．４が無くて ５に発射！ １に気を付け ２に構え～で ３．４が無くて ５に発射！ 百万円を五十円で安く買う 賢い妹を犬変わりに飼う！ 流し蚯蚓を箸で頂く！ 蒲公英を添える仕事を来世も繰り返す！ だぁかぁ～ら♪ １に気を付け ２に構え～で ３．４が無くて ５に発射！ １に気を付け ２に構え～で ３．４が無くて ５に発射！ 痣の形を鑑定してるよ 振り掛けの茶色は瘡蓋だよ！ 宇宙の淵を探しているよ 自分自身と検索したら誰も居なかった！ だぁかぁ～ら♪ １に気を付け ２に構え～で ３．４が無くて ５に発射！ １に気を付け ２に構え～で ３．４が無くて ５に発射！ うらら うらら うらら 産まれたての小鹿を蹴る からっぽの空は物足りない！ 人類の労働は働き蟻に任せよう！ ＮＥＥＴで過ごしたＴＥＥＮを取り戻せ～！ だぁかぁ～ら♪ １に気を付け ２に構え～で ３．４が無くて ５に発射！ １に気を付け ２に構え～で ３．４が無くて ５に発射！ １に気を付け ２に構え～で ３．４が無くて ５に発射！ １に気を付け ２に構え～で ３．４が無くて ５に発射！ 【人面Gメン】 人面飛行機！空をとぶ～ん 助けて！少女が噛まれて遥か滞空へ 人面Ｇメン！出動だ 機体に石を投げ付けて 虐めてやろうぜ 鉄のボディーを剥がして 内蔵を引っ張りだせ！ 人面犬だ！人面犬が現れた！ 公園の子供達に噛み付く 人面Ｇメンは許さない 歯を引っこ抜いて 保健所に送り込む 木の棒でひっぱたく 「止めてくださいワン！」 うるせぇぞ！ 人にも犬にもなれない出来損ないが！ 人面癌細胞だ！どうしよう 患者の中で口をパクパク 人面Ｇメンは黙ってない！ 完璧な医療で取り除き 硫酸の入ったフラスコに入れる 「助けて」と口を動かすが ちゃんと声にして喋ろと 硫酸を継ぎ足す！ 人面Ｇメンは僕等の味方 人面Ｇメンは私達の英雄 子供達は言う 「僕は大きくなったら、人の面をして生きる屑共から、家族や友達や市民を守るんだ！」と 【所詮はこんなもんだぜぃ！】 夜が犯されている 陽射しよりも白く 粘り気のある空へ変わる それがどうしたかって？ クリーニングが大儲けしただけ 過保護な親達が性を見せるなって 空に拡声器で訴えていたけれど なんだか鳥の名前した宗教みたい だけどあちらよりも幼いかな？ あそこの蜘蛛の巣を見てみなよ 何百という蝶が捕まっている そこへやって来た蝶は 破けた穴を潜って行くだろうね 犠牲がなきゃ正しい道を通れないなんて それは本当に正しい道なのかな？ なんだか正解にはつくづく絶望するよ 穴があったら入りたいわと 貴女は言ったわ そしたらそこなんて無い穴が出て来て 躊躇ったけれど結局貴女は入った あれからどうしているのだろう 死んでも尚 落ちてるまま？ 事情を知らない人達は 私の声を無視して 貴女の居る穴にゴミを投げ入れてく 便利なら一人の安否なんて関係ないのね お願いだからおーいでてこい こんな展開を待ち望んでるよ
イマラチオ ポイントセクション
作品データ
Ｐ Ｖ 数 ： 1236.9
お気に入り数： 0
投票数 ： 0
ポイント数 ： 0
作成日時 2018-07-16
コメント日時 2018-08-12
| 項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 | |
|---|---|---|
| 叙情性 | 0 | 0 |
| 前衛性 | 0 | 0 |
| 可読性 | 0 | 0 |
| エンタメ | 0 | 0 |
| 技巧 | 0 | 0 |
| 音韻 | 0 | 0 |
| 構成 | 0 | 0 |
| 総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
どうもお久しぶりです。 詩々１６番街、詩学ハードコア一派の貴音です。 またの名はイマラチオでございます。 私本来の書き方でやって行く事に限界を感じて 此処を離れようと思ったのですが 個人的に一石を投じてないなぁ…とか 新制度前のキュレイターさんから賞をもらうのコンプリートしてないなとか 色々と出て来るわけです だからイマラチオ（ご本人）さんから 名前と作風の使用を頂き、一部共作で投じてみました。 カオティクルConverge!!貴音さんでは出来なかった事が出来て とても満足しています。 選評でやっと花緒さんからもらえたのが特に満足です。 もうやり切りました。 騙してごめんね。 でも楽しかったです。
0この通り、未練垂れ垂れの嘘吐きなので なんか撤回しそうな気もするんですけど 取り敢えずはおやすみって事でよろしくお願いします。 因みに５月はご本人さんが殆どを仕上げています。 ルール的に私が中心だといけないと思ったので
0５月、６月の投稿作品と、７月の投稿作品、ムードが違っているのはなぜなんだろう、と思っていましたが・・・ ６月分も、今田千代さんが主体となって作った作品をあげている、７月はカオティクルさんが主となって作り、今田千代さんの名前を借りている、という理解でよいでしょうか？ ６月１９日投稿分の「今田千代」名義の投稿作品が「大賞」に選ばれていますけれども（そして、アンケートでも大賞に選ばれたわけですから、異は唱えませんが）実は共作であった、ということが、後から提示されているわけですよね。共作である、ということを、作品末に註でつけるなり、コメント欄なりに明かすなりしておくべきではなかったか、と思いました。作品を一人で仕上げなくてはいけない、という規定はなかったと思いますが（共作や、複数名による連詩作品なども投稿は可能、と私は考えていました。ただし、参加した作者の名前、いわゆる文責は、明示すべき。）読者は皆、今田千代さん、というお一方の作品だと思って読んだり選んだりしていたわけですから、「大賞作品」の選考が、公平であったのか、という疑問が生じます。 大賞作品は外部サイトに転載してもらうことになっていますが、公平性に疑問の残る状態で選出された作品を、外部サイトに「ＢＲＥＶＩＥＷが推す、その月の代表作品」としてご紹介していいものか、どうか。この点に関して、私は異議を申し述べたいと思います。 大賞に「今田千代」作品（実際にはカオティクルさんも共作）が選出されたこと、に関しては、ＢＲＥＶＩＥＷ内部の問題ですから、今現在、ＢＲＥＶＩＥＷに参加している方々から、特に異議などがなければ、大賞のままで良いと思います。 個人的には、私がコメントを付けたもう一つの６月投稿作品の方が、生きるとは何か、というような問いに正面から向き合っていて、好感を持ちました。７月投稿分に関しては、今コメントを付けている組作品、中でも【所詮はこんなもんだぜぃ！】が一番良かったと思います。 「犠牲がなきゃ正しい道を通れないなんて それは本当に正しい道なのかな？ なんだか正解にはつくづく絶望するよ」 この三行に深く共感しました。私は、こういうカオティクルさんの作品が読みたい。 マンネリになっていて、作風の刷新がうまくできない、限界を感じる、というような足掻きの中で生まれたものであった、としても。 こっそり共作をしてみた、という事を批判したり非難したりしているわけではありません。他の参加者が「これもまた、面白い試みだったよね」「自分は、そうなんじゃないか？とわかっていたよ」「こういうのも、たまにはいいと思う」という意見が主であれば、次からは、共作の時は、最初からそう言ってね、ということで良いと思っています。 重ねて言いますが、カオティクルさんの作品、いつも楽しく拝読していますし、コメント欄などへの書き込みも元気があっていいなあ、楽しい人なんだろうなあ、と思って拝見しています。 気になっているのは、外部サイトに紹介する、という一点に関して、です。 うまく伝わるでしょうか・・・。
0追記 異議を申し述べたい、などと、強い口調で書いてしまいましたが、一般投稿者としての「意見」です。 共作であることが判明した時点で、運営の方が良しと判断された、という事でありましょう、後から異論を申し述べる形になってしまったことをお詫びします。 後から名前を明かされた時点で、作者名を連名にする、という方法もあるかもしれない、と（勝手ながら）思いました。 以上、追記でした。
0まさかこの詩がまた上がるとは思わなかかったです。 でもコメントをみてなるほどねぇ…と思いました。 まりもさん、ちょっとだけ違うんです。 私がイマラチオさんと本格的に共作したのは５月だけです。 共作とは言っても殆ど、書き直されたわけですが…。 でもこの書き直しは意図でもあります。 基本的に一人、月に２作までの中で 同じに人間が別名義で投稿するのはアウトですよね？ だから、私の書いた詩を乗っ取って殆ど新しく作り上げてくれれば それは最早別人だろうという屁理屈の元、そうしました。 ５月に関して予定外だったのはこの詩が目に入らぬか！ってだけが目的だったのに キュレイターの一人から選ばれてしまった事です。 光栄でありましたけど。 ６月と７月に関しては、この詩どう？ってのに 「いいんじゃない？」「もっと人を殺した方が良い。」とか指摘を頂いただけです。 文章だけの世界ですから、信じてもらえないかもしれませんが本当です。 なりすましの嘘つき野郎が言ってもあれでしょうけど… どうしてバイバイコレクションを入れたかは、イマラチオの活動に衝撃とか影響があるならば 持って３ヶ月だと思っていたからです。 実際、私はイマラチオ本人ではないので この書き方にも限界を感じたのもあります。 本人ならずっと書けると思いますけど。 この通り、私はこんな風になります。 他の方にも言える事ですが コメントしない人っているじゃないですか？ されても返さない人っているじゃないですか。 多分ですけど、自分や人の詩に対して なんて言ったら分からないからってのだと思うんですけど 自分の詩に自分のコメントは邪魔だっていう人も居るのかなと思っています。 純粋に作品だけを見て欲しい コメントは自分でジョークを言って、笑い所を語るようなもんなんだと思ってるのかなって。 だから私もコメントではないですけど カオティクルって名前はイマラチオの活動を終了するまで 邪魔だったので伏せました カオティクルという作り上げたイメージが イマラチオ本人、または私が別名でやるにあたり邪魔だったのです。 大賞に関してはこれで駄目なら仕方がないです 無冠の英雄気取りで誇らしく散ります でもそれはそれで、私が行ったイマラチオのテーマである 一石を投じるがまた一つ生まれる事になるので それで良しとします 良しと…します！…します…。 うう…；；
0コメント、ありがとうございました！ ・・・レスを入れて、でもって、ずっと、ずうっと、書かない方がよかったかな、とか、 でも、変だよね、と思う人がいたらどうなんだろう、とか・・・ 嘘つき野郎、だとか、そういう風には思わないけれど、ちょっとだけ、裏切られ感、みたいなものがあって、書きこんでしまった、かもしれません。 〈まりもさん、ちょっとだけ違うんです。 私がイマラチオさんと本格的に共作したのは５月だけです。 共作とは言っても殆ど、書き直されたわけですが…。 でもこの書き直しは意図でもあります。 基本的に一人、月に２作までの中で 同じに人間が別名義で投稿するのはアウトですよね？ だから、私の書いた詩を乗っ取って殆ど新しく作り上げてくれれば それは最早別人だろうという屁理屈の元、そうしました。〉 了解です！お話を聞けて、すっきりして、すごく、嬉しいです。 ひとりで月に四作とか、そういう「ずるさ」は嫌いだけれど、 カオティクルさんの、黙っていればわからない、はずのことを、あえて明かす潔さ、とか、もう、大好き！です。 追記で書きましたが、コメント欄で明かした時点で、運営の方々が良しとされたわけですから、ＯＫということでよいのではないか、と思いました。 こういうやり取りができるのも、双方向性掲示板の良い所、だと、あらためて思いました。
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