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エゴ
心が満たされた 私のそばに待っている 私はなにをすればいいのかな 誰もが魔法を信じている 言葉が戦いとパーティであると思っている こんな矛盾に私は止まったりしない 矛盾を抱えたままでも走れるのだから 何もしないでいいということは愛 踏み込んで抱きしめるのが愛 手伝うこと整えること悲しさのことを考える 一生を終えるのは大変だ 大変さが愛情の刃を切れ味鋭く研ぐ 気持ちは現実と相性が悪い まだ許されている 冷たい文字の一文字ずつを愛して 少しづつの片づけを したかったのだけれど 友を疑っても 私が完全になくなるまで 生きているという負債を私は返せるだろうか 生きたい 生きてみたい 剛直な心の法則を確かめたい あなたのことをずっと見守っている バカと言われてもその方がいい 私は私のエゴのために あなたを愛しているのだ 私は以下のことを本当だと信じる 自分の気持ちが嘘だったということ 何も確かなものがない 人を蹴飛ばして席に座る兵士 あなたの信じていたのはいったい何なのか 責められるべきなのは狂信か 自分で生きることを確かに人を選ばずに ただ片方からやってくる太陽は 人々を温めるものだ 今も昔も どこだって 大人になればその仕組みから 自分だけを逃そうとはしない 人々が自分で出来るのは 美しいこと面白いこと それが些細なことでいいと とても大きい人々の心は 惜しみなく与えるだろう 独り立ちをする 時間が美しい開いた花束のようになるには 人がなくなっていくのは 何かの間違い 私の鈍感さでは 気が付くことが出来なかった 自分の身の中にある力で何が出来たというんだ さよならを言えなかった 何かを心が掴まえたら とても大きなネットワークの中に投じよう 廻り続けることを唯一の味方として 自己主張する いつの日かの幸せを 頑固であっても優しくあってもいい 信じるということは逃げないということ ハスが花をつけたら 心の細部まで分かろうとしよう どこまでもある明るさ ぬるい水でもいい だんだん溜まってくる気持ちへの返礼として 気取ったりしないで言葉で表そう 言葉には何かがある 少し考えてみよう まず気持ちをまとめ表すことが出来るね 他にもいろいろな手段はあるけれど 口を閉ざさない人との交わりなら 生きているっていうことだろう 昔のことを言うのはおかしな真似だ そんな言葉の悪意を消せ ここから始まっているのが全ての生の今 薄れていく記憶の 遊びをした部分 その方が良く覚えている
エゴ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 856.2
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-05-18
コメント日時 2018-05-20
項目 | 全期間(2024/12/27現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
何か説教されて居るようにも感じたのですが気のせいでした。詩臭が消して居る様な、あるいは詩の語り口がしじまを演出して居るからなのかもしれません。「エゴ」と言うタイトルも示唆的でした。気付けなかった、言葉には何かがあるなど謙虚な言い回しには何かを示唆して居る様な気がします。
0エイクピアさん コメントをくださりありがとうございます。 自分と言うものやその言葉、分かってきたことを並べると説教になる。エラソウ になってしまい、もうしわけありません。細かいところまで考えられなかったので、 エイクピアさんのおかげで考えることが出来て、良かったです。内容以前ということも あるでしょうし、気をつけたいです。
0「誰もが魔法を信じている」という詩句だけは、詩歌に持ち込むには甘く、軽いと感じたが、通読して、全体としては迫力のある、勝れた作品だと思いました。
0南雲 安晴さん コメントをありがとうございます。少し安易に描きすぎた部分もあったようですが、全体に迫力を感じていただいて、何度も改訂して良い方へ行ったようで、大変に良かったです。これからもお目を通していただければ幸いです。
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