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問答
「詩人って何をする人ですか?」 そうですねぇ、 夜の暗さに戸惑う人を 旨い深夜ラーメンに誘ったり、 冷たい雨に打たれている人に 上手いジョークを聞かせて 生きていることの恵みに気づかせる、 そんな手品師みたいなことをして ひとり喜んでる人のことですねぇ 「世の中に詩を求めてる人って どれくらいいるんですか?」 詩を求めてる人しかいないですねぇ 読んでない人は 自分のこころを同じ活字の向う側に いる多くの人と共有できる喜びに まだ気づいてないだけでしょうねぇ でも詩人はみんな、 いつか誰もが気づいてくれることを 信じてがんばってますよ ノーベル平和賞を目指してるわけじゃ ないんですよ
問答 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 875.1
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-05-17
コメント日時 2018-05-22
項目 | 全期間(2024/12/27現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
「詩を求めてる人しかいないですねぇ」とは、よく表明できたものだと感心しました。
0こんにちは 最初の問答で思い出したのですが、さねよしいさ子さんの【マルコじいさん】と いう曲があります。もしかしたら、お好きなのではないかと 思います。よかったら、検索してみてくださいませ。歌詞に あんがいと詩人なのさ 詩人だけど ただ それだけのこと と、いう箇所があるので 思い出しました。なにものでもないものでいる 素敵さを、個人的には おもわせていただきました。
0詩を求めている人しかいない。共感してドキッとしました。なぜか、そうだろうな、と確信めいて思えました。 ただ、良い意味でも悪い意味でもなく、私の思う「詩」とここに書かれている「詩」がずれていると感じました。 ずれていました、というだけでは無責任ですので、思ったことを書いてみようと思います。私が正しいなどということは、絶対にないです。 例えば私の感覚では、誰かが詩を書いた後、それを読んだ人がどう思うか、どう感じるか、ということが詩の核の部分というか、本質であって、 「夜の暗さに戸惑う人を 旨い深夜ラーメンに誘ったり、 冷たい雨に打たれている人に 上手いジョークを聞かせて 生きていることの恵みに気づかせる」 ような成果を狙うものとは言い切れないんじゃないか、ということだったり、 詩って必ずしも活字じゃなくてもいいんじゃないかな、ということだったり、 「自分のこころを同じ活字の向う側に いる多くの人と共有できる喜びに」「いつか誰もが気づいてくれること」を信じているのが詩人なのだとしたら、詩に興味があるなしに関わらず、できればみんな詩を書いた方がいい、ということなのかな? 確かに詩は楽しいけれど、そういうことならブログやエッセイでもいいんじゃないかな? などと思ったり、 主にそんなところで解釈の違いを感じました。 あと、詩人はひとりで喜んでいるのか、共有して喜んでいるのか、これって両立するのだろうか? と考えさせられました。哲学的な問答にも見えました。 繰り返しますが、作品を否定するつもりは一切なく、むしろ自分が詩を妙に神聖視しすぎていたかもしれないな、と振り返っています。 詩は特別なものでもなんでもないと私は思っていて、単に言葉の持っている美しさが書き出されていて意味はなかったり、あるいは意味を託したり、物語の体をとったり、文字じゃなかったり、文字でもくしゃくしゃな紙に手書きだったり、色々な形があるのを見てきました。私はどれも詩と思う派です。 ずいぶんと長文で失礼しました。次のご投稿、楽しみに待っています。
0はじめまして。 言葉の表現が素敵だなと思いました。旨いラーメンとか手品師とか、軽やかな印象で、詩人の印象が語られているのが面白いと思いました。
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