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深淵の歌
今日生まれた 新しいこころの音 私はどこへ行くのだろう 悲しみは私のこころの醜さが生み出した 優しさは私のこころの罪悪感が生み出した どこにも逃げ場はない いくら美しく生きようともがいても 人の中に宿る感情があふれ出す すべてに意味があり 価値があると けれど いつも消えない 空しさが 本当は知っている すべては闇の中だということ 求めるものは束の間の幻想 本当は知っている あなたは人の殻を纏うだけ 生み出すものは一瞬の夢 今日生まれた 新しいこころの音 我らはどこへ行くのだろう 繁栄は人のこころの強欲が生み出した 絶望は人のこころの強欲が吐き出した どこにも救いはない いくら正しく生きようともがいても 彼の中に宿る感情があふれ出す すべては人のため 未来のためと けれど やがて消えゆく 何もかも 本当は知っている すべては荒唐無稽ということ 抗うことは処刑台の行進 本当は知っている わたしは人の振りを真似るだけ 生み出すものは深淵の歌
深淵の歌 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 786.0
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-05-12
コメント日時 2018-06-02
項目 | 全期間(2024/12/27現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
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エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
拝見しました。 すごく良いと思いました。 詩にも書かれていたように、どんな人にも常に「空しさ」があり、それはきっとどんなに幸せになったとしても、一生拭うことはできないのではないか?と考えています。 人の欲が何かを生み出し、また時に絶望をも与えるものであるというように捉えました。 他者を意識し、世間体や常識という大きな流れの中で、自分という個の存在が生きていることを改めて考えさせられました。
0そらぞら様 拝読いたしました。コメント連投失礼します。 とても共感できると同時に、それだけではない筈だと抗ってみたくもなりました。 処刑台までのわずかな間だとしても。 揺さぶられる作品でした。ありがとうございました。
0玉井 雄弥さん 目を留めて、またコメントをいただけて嬉しく思います。 幸せでも何もかもが満たされるわけではないのでしょうね…その幸せすら本当に幸せなのかと疑ってしまい、結局空しさへと繋がってしまいます。 そして幸せなどを求める「欲」は、結果として良いものも悪いもの、絶望も生み出してしまうと考えます。共感いただきありがとうございます。 そうですね、他者や社会というものがあってこその個人というのは本当にその通りだと思います。 だからこそ縛られて、苦悩するのかもしれません。 こちらも、改めて考えるきっかけをいただきました。ありがとうございました。
0nonaさん 共感いただき、また、ご自身のお気持ちを伝えていただきありがとうございます。 空しい世界で、それでも抗いたいという言葉にとても心打たれました。 わたし自身も、たとえ世の中が荒唐無稽な幻想だとしても、それに抗い、自ら処刑台に上がるような潔さで生きたいと強く思います。 勇気付けられるコメントでした、ありがとうございます。
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