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今日も るーしーを探しに行く
彼女の名は、るーしー。 る の 文字の書き順で 彼女の頭のネジを くぃと回すと、 しーと、清いものが流れ来る るーしー。との 最初のような再会のような出会いは 天狗が住むとか言われている村外れの 廃校小学校の真鍮の蛇口だった るーしー。 彼女は精気。 大昔 はじめて人が言葉を発したときも るーしーを探していた 人は旅に出ると るーしー。に、出会う 身体と精神が移動して すっかり日常から離れたところには るーしー。が、居る。 一斉に芽吹く新緑や花がどこかに飛び出す ほんの 一瞬前には みんな るーしー。と 同じ顔になる 彼女は、流転の物語の筋道を たくわえていて それぞれに ひつようなだけの すがしさを てわたす
今日も るーしーを探しに行く ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1162.9
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-04-13
コメント日時 2018-05-16
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
「ルーシー」だとナルニア国物語のルーシーを思いだしますが、るーしー。に出会ったのは初めてです。 何だか都会ではない清いところにいるような、心のなかにいるような、森羅万象にいるような、不思議な存在ですね。 彼女?に出会うといいイメージをいただけそうなので、会ってみたいです。(なるべくひきこもらないようにしないとね) 発想と筆致が素晴らしくマッチしていて、魅力いっぱいの作品ありがとうございました。
0る、という文字の可愛さ・・・おさるのるるる、という絵本を思い出しました。 蛇口をひねると水があふれる。考えたら不思議なことだけれど・・・モーツァルトの頭の中には蛇口があって、ひねると天上の音楽が溢れてくる、そう評した評論家がいました(名前は失念) 精気、までは、言わずにおくほうがいいのかな、とも思いますが・・・ 発想とか直感とか、あるいは生命力、といった目に見えない「ちから」が、ひねるとあふれだす、感じ。春にふさわしい作品だと思いました。 人類の母とも言える・・・いや、話がずれるのでやめます(笑)
0るるりらさん、毎度投稿ありがとうございます。深夜に連続して投稿作品を読んできて、午前1時26分に本作を読んでほっこりしております。るるりらさんの作品に流れてる、読むと安心する気持ち、それは素敵な作風であり持続するのがとても難しいものな気がします。るーしーが深夜に居てくれて、僕は安心して眠りにつくことが出来る。
0l ●蔀 県蔀 県 様 最高とか すごいとか言っていただいて びっくりです。読者に ここまでおっしゃっていただいて、作者冥利です。わたしのほうこそ、うれしい気持ちでいっぱいです。どうしようかと思うほどに嬉しいです。ありがとうございます。
0●まりも様 る、という文字の可愛さ・・・大切です。かわいらしさこそ 大切にしたい詩の醍醐味のような気もしてきました。 おさるのるるるは、またも 知らないのですが、わたしの好きな「る」の文字がたくさんあるというだけで 素晴らしいです。 モーツァルトの頭の中には蛇口があって、ひねると天上の音楽が溢れてくるだなんて、溜息がでる話ですね。モーツアルトの蛇口は、※ヒネルトジャーなんだと思います。 (※結婚するまで知らなかったけれど蛇口のことをヒネルトジャーという言い方があるらしいです。カタカナはなんとなく外来語ぽいので、モーツアルトといわれると どこか硬い感じするという意味です。 ) ≫精気、までは、言わずにおくほうがいいのかな、とも思いますが・・・。 ↑ 鋭い!ここは、とても悩んだ箇所です。精神とかいう概念を入れたら言わずにはいられませんでした。 人類の母と言われた骨の主にもルーシーという名前がついてますよね。ある意味、特別な名前ですよね。 この詩の場合は、夢の中で るーしーって名乗っている人と出会ったので、音声が脳内で響いていたのですが、頭の中で声が聴こえるというのは夢の中ではふつうのことですし、「精気」は強すぎる言葉だったかもしれません。
0●三浦⌘∂admin∂⌘果実 様 うわあ。するどすぎですよ。この作風は、持続なんて無理です。 うっかり出現したようなものですから、ほっこりしていただけて よかったよかった。 わたしの作品の全部が、読むと安心する気持ち、という訳には なかなかいかないです。 ごうら うらうらあということもあると 思うのですよ。 でも るーしーが深夜に 枕元に居たという方がいらして 私はとても安心しました。 ありがとうございます。
0●花緒様 好意的に受け取っていただいて 感謝です。 蛇口の話だけに ひねったライトヴァースとは、うまいことをおっしゃる。 「ウオーター」と ヘレンケラーのように叫びたい気持ちになりました。ありがとうございます。
0この世の中の天国的なところを探し求めていらっしゃるのですね。 みんな違って、みんな自分と人との両方について考え悩む。そして、普遍的な 存在として御思いになった、「るーしー」。みんなが使えるるーしー。 看護婦さんの頭の中にありそうな言葉だと、思いました。 るーしーに出会って、るーしーに助けてもらう。ブッダ最後の旅でも、 るーしーを見つけたらきっとその仏性を認めたでしょう。 ひねればきゅっとなる音、水の流れる音、金属の外観、汚れのない清潔な豊かさ。 すべてが、頭の中に調和をもたらすようなものですね。
0黒髪様 返信が大変 遅れてしまいました。ブッダが最後の旅でるーしーを見つけたら仏性を認めたかもしれないかもしれないのかーと 想像すると、恐れ多くて 身にあまりすぎです。おもわず、言葉を失いました。 それとですね。言うか言うまいかと かなり悩んだことを告白します。 るーしーというのは ある日 そのような夢をみたのです。夢を見ただけだったら 詩にするほどのことではないなー。で 終わっていたのですが、 ある日、たまたま 正信偈を読むことがあり 三蔵流支【さんぞうるーしー】という ふりがなを目にしたときに あ 詩を書こ。っと 思ったのです。 だからといって仏教的な意味で書くつもりは 私には まるでなく、読者には脳内で蛇口を ひねってほしかっただけなのです。 実際、ひねればきゅっとなる音、水の流れる音、金属の外観とかを想起していただきたいと思って描いたのが、この詩です。 それなのに、黒髪さんは わたしが望んだ通りの想像をしてくださっただけではなく、 わたしが書こうと思ってること以上のことを見通す力をもっておられる気がして、驚きました。 ありがとうございます。 合掌
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