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花が降る
冬 花が降る 六方に花びら伸ばし 六花と言う 雪と言う名で 地上に降る 土に汚れ 尿に汚れ 糞に穢され それでも地上へ 意味もなく 意思もなく ただ咲き誇る 風が吹く 嵐となる 吹雪となり 地上に吹き荒れる 意味もなく 憎しみを込め 汚されたのを 穢されたのを 怒るのか 怨むのか 特に何でもないのか 地上の全てを 雪と言う花で 圧迫し 埋め尽くす 絶望の様な風鳴りが轟く 今は冬 今は冬 零下に凍え 氷る 今は冬 今は 花咲く季節 冬 全ての命は 白い雪の花の上で 中で 下で 息を潜め 止めている 花が枯れない 今は冬
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花が降る ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 222.2
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2025-01-17
コメント日時 2 時間前
項目 | 全期間(2025/01/18現在) |
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叙情性 | 0 |
前衛性 | 0 |
可読性 | 0 |
エンタメ | 0 |
技巧 | 0 |
音韻 | 0 |
構成 | 0 |
総合ポイント | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
冬に降る花。意味も意思もない、そのままの自然の事象。生き物はその過酷さに、雪もその過酷さに耐えるよりほかないのかもしれません。季節の移ろいに生き物は絡め取られているけれど、今は冬、そういった自然の事象を、その事象のままに描かれているように感じました。冬には白い花が咲く、大気は白く結晶化している。そのままに、自然を自然のままに、そこにある季節を描かれているように思いました。
0雪の清浄するパワーは感服ですね!
0以前、陸上自衛隊普通科連隊に所属しており、雪山で雪中行軍やら演習やらしていた上、前いた牧場が日本海側の海沿いで冬になると暴風雪が吹き荒れる環境にいました。 相当過酷な冬の嵐を体験しています。 その時の雪を思い出しながら書き上げました。 過酷をできるだけ過酷に描いたというのが正直なところです。
0正直、清浄するにも限度があるだろと思います!
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